疲労に適した疲労回復方法とは?

お正月疲れは、筋肉・精神・神経の三大疲労で身体が悲鳴をあげている状態です。この時期の身体は何よりも十分な睡眠と規則正しい食生活を求めています。

そのため、お正月太り対策のダイエットも気になるところですが、とりあえずお正月疲れ解消を優先するのがおすすめです。
お正月疲れ解消に伴う疲労に強い健康な身体作りは、効果が現れるまで多少の時間がかかりますが、太りにくいやせ体質へと身体を改善する効果もありますよ。

では、誰もが知っている身体に優しい健康生活をもっと現実的にするために、その必要性を具体的に知ることから始めましょう。重要性の認識が実行につながりますので、姿勢、バスタイム、良質な睡眠、お散歩、食事、暴飲暴食他、の6つからポイントをご紹介しますね。
 

1.姿勢(筋肉疲労解消)
人の身体は、正しい姿勢でいると、骨と最低限の筋力でバランス良く身体を支えることができるようにできています。だから、良い姿勢でいると身体の疲れは最小限で、血行も良い状態でいられるということです。

だから、デスクワークや立ち仕事、家事等で長時間同じ姿勢をしなければならない場合は、ときどき正しい姿勢になって、筋肉を休憩させてあげましょう。

2.バスタイム
ゴロゴロ横になっているよりも、お風呂で身体を浮かせるのが効果的です。浮力が手伝って、空気中よりもはるかに少ない力で身体を支えることができるので、筋肉がリラックスできます。血行も良くなって、筋肉のリラックスはもちろん、精神的なリラックス、神経のリラックスにも効果的です。さらに、疲れのひどい部分には、軽いマッサージをしてあげると一層効果的です。

お風呂の温度は、体温よりも少し熱い38~40度程度がおすすめです。

3.良質な睡眠
睡眠は心身のメンテナンス時間です。とくに脳の疲れは、眠るのが一番です。
良質な睡眠に入ることができれば、睡眠時間は5時間半で十分なんですよ。詳しくは記事「睡眠時間は「5時間」でOK! 美容も健康もバッチリ“良質な睡眠”のコツ」で詳しく解説しています。

4.お散歩
筋肉は動かさないでいると弱ってしまいます。適度に動かしていた方が、血流が良くなって体内に酸素や栄養素が巡回して、エネルギーができやすいのです。
エネルギー不足になりにくい身体は疲労しにくい身体ともいえます。

適度な運動とは、いつもよりも少し大股で早く歩く程度の散歩で十分です。モデル歩きとまではいかなくても、できれば良い姿勢で歩くとダイエット効果も期待できます。

5.食事
エネルギーの原料糖分とそれを代謝させるビタミンB群、栄養素を運ぶ血液を作る鉄、骨や筋肉を丈夫にするカルシウム、どれが欠けても疲労感は解消されません。
とくに食欲のない時は、消化しやすいネバネバ系の食品をとりましょう。オクラや山芋、モロヘイヤ、納豆。たんぱく質の吸収を高め、消化吸収を助ける働きがあります。

6.暴飲暴食を控え、アルコール・煙草は控えめに
暴飲暴食は胃腸の働きを弱め、内臓機能の低下は基礎代謝の低下を招き、さらなる内臓機能の低下を招きます。
遅い夕食は睡眠を妨げます。
アルコールの飲みすぎは、肝臓を弱らせます。

煙草の吸いすぎは、体内のミネラルやビタミンを壊しますので、睡眠不足や免疫力低下を招きますので、百害あって一利なしです。