永井謙佑(FC東京) (C)J.LEAGUE

七夕の夜に何とも刺激的なカードが組まれた。FC東京×ガンバ大阪。横浜F・マリノスとの首位攻防戦に快勝し、11勝3分3敗・勝点36と首位に踏みとどまったFC東京と、5勝5分7敗・勝点20の13位ながらここ6試合は3勝3分と上げ潮状態のG大阪。『明治安田生命J1リーグ』に『JリーグYBCルヴァンカップ』プレーオフステージ、さらに『第99回 天皇杯』2回戦と23日間で7試合を戦う過密日程の締めくくりとなる一戦である。

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FC東京は前節、息を吹き返した。横浜FMにボールを握られチャンスを作られても、先制点を献上しても、慌てず騒がず。レアル・マドリード入りした久保建英に代わって2列目に入ったナ・サンホが思い切りのいいシュートを放ち、先制された2分後の17分に同点。その後38分にファストブレイクで抜け出した永井謙佑がループシュート、55分には永井のクロスをディエゴ・オリヴェイラが頭で押し込み、さらに62分永井のシュートのこぼれ球をオリヴェイラが押し込み、怒とうの4ゴール。終盤に1点返されたが、長谷川健太監督は「今日はもう点を取られても行くというメンバーを組んだ。(失点は)しょうがないと思う。失点をしないに越したことはないが、4点取れたことの方が素晴らしい」と選手たちを称えた。

一方のG大阪も松本山雅FCを相手に快勝した。26分にクロスを受けたFWファン・ウィジョがうまくボールを収め先制するも、60分にコーナーキックから同点ヘッドを許す。だが、G大阪はその3分後スルーパスから抜け出した10番倉田秋が落ち着いてゴール。82分にはアーリークロスをダイレクトで叩いたウィジョがダメ押しの3点目をズバリ。3か月ぶりの複数得点で完勝したのだった。試合後、宮本恒靖監督は「セットプレーから点を取られてスタジアムの雰囲気が変わり、どう試合が動くのか注視したが、選手が攻める気持ちを持って相手ゴールに迫った。そのマインドを持てたのが、この試合の1番の収穫」と選手たちの成長を口にした。

FC東京×G大阪のリーグ戦での直接対決の対戦成績を振り返ってみると13勝9分13敗と全くの五分。直近10試合の結果を見ても3勝4分3敗と互いに譲らない。

『明治安田J1』第18節・FC東京×G大阪は7月7日(日)・味の素スタジアムにてキックオフ。当日は『ぴあDay』として開催。七夕をモチーフにした七夕限定オリジナルフットボールシャツを来場者先着2万名に配布。試合前の青赤パークでは須澤紀信、民謡ガールズ、99RadioService、GRID STARZというぴあがオススメするアーティストのミニフェスも行う。ぴあの話題のレジャー・グルメ・エンタメ本を販売するブースと、ぴあがオススメするパン屋も登場。チケット発売中。