オートデスクは、Mac向けビデオ編集ソフトの「Autodesk Smoke 2013」を、今秋発売する。価格は、コマーシャルスタンドアロン版が53万5500円。

新バージョンはユーザーインターフェース(UI)を一新し、トラックベースの編集と業界標準の編集手法、そして同社のクリエイティブツールを統合した直感的な一体型のクリエイティブワークフローを提供する。また、タイムライン内のノードベースのコンポジティング機能である「ConnectFX」を搭載し、ハイエンドエフェクトと高度なコンポジティングを編集環境のままで実現している。

クリエイティブツールとしては、ハイエンドなフィニッシングツールや、正確な3Dコンポジティングができる「Action」、プロフェッショナル向けのグレーディングとカラーマッチングができる「Colour Warper」、ワンクリックでのクロマキーイングができる「Master Keyer」を搭載。さらに、ステレオスコピック3D(立体視)コンテンツの編集やエフェクトなどに対応するツールキットを提供する。

このほか、全プロジェクトのデータ管理を簡素化する「MediaHub」機能を搭載し、最も一般的なフォーマットを簡単に利用することができる。

動作可能なシステム要件は前バージョンよりも低く設定し、Thunderboltストレージを搭載する最新世代のiMacとMac Book Proで動作する。

5月に開催するイベント「Autodesk After NAB」で、「Autodesk Smoke 2013」を紹介。開催日程と場所は、5月18日が東京、5月23日が大阪、5月30日が福岡。詳細はウェブページで案内している。