あの名曲も披露!シカゴジャパンツアースタート!

2016.1.12 11:10配信
Chicago ジャパンツアー ライブの模様 Chicago ジャパンツアー ライブの模様

アメリカの8人組バンド、Chicago(シカゴ)の4年ぶりとなるジャパンツアーが1月9日、大阪国際会議場 メインホールよりスタートした。

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3名のホーン隊を含む9人のメンバーが登場すると、オープニング曲はデビュー作の冒頭を飾ったプログレッシヴな曲展開で圧倒する『イントロダクション』。各パートのソロも随所にたっぷりと盛り込みながら、ベースのジェイソン・シェフのハイトーンな歌声が映える楽曲を挟んで場内のハンドクラップを誘うグルーヴィーなナンバーへと流れ込んで盛り上げると、結成時から在籍するトロンボーン奏者のジェイムズ・パンコウが「また会えてメッチャ嬉しい。準備はできてますか?いくで。Let's Do It!」と大阪弁も交えたMCで挨拶。その後は、AOR的なメロディの良さが映えるヒット曲『愛ある別れ』をはじめとする70年代の多彩な名曲の数々、最新作のタイトル曲であるアーバン・メロウな「Now」、打楽器奏者がラテン色を全開にしてラテン・ジャズ的な展開をみせるインスト曲も披露され、進化を続けるバンドの現在もしっかりとアピールした。

ステージ前方にキーボードが置かれての中盤は、ジェイソンが弾き語りで歌う『スティル・ラヴ・ミー』、キーボードのロバートが歌う『雨の日のニューヨーク』、そしてもうひとりの鍵盤奏者のルーが歌う『ルック・アウェイ』と新旧のメロウな代表曲を披露。続いては、一転して2ndアルバムの収録曲を中心に複雑なホーン・アンサンブルと力強いボーカルが交錯するジャズ・ロック色の強い楽曲を連発して圧倒したところで第一部を終えた。

休憩を挟んでの第2部は、デビュー作から『シカゴ17』までと幅広い時代から選ばれた楽曲を多彩に聴かせながら徐々にロックなテンションを高めると、スペンサー・デイヴィス・グループの熱い名カバー『アイム・ア・マン』を演奏。その後は『ストリート・プレイヤー』で熱気を高めた後に、ジェイソンがボーカルを取るスウィートな楽曲を挟むと、おなじみのピアノのイントロから大ヒット曲の『素直になれなくて』を披露した。そのままテンポを上げて『ゲット・アウェイ』へと流れ込むと客席は堰を切ったように総立ちとなり、クライマックスは土曜日の夜にふさわしく『サタデイ・イン・ザ・パーク』、『フィーリン・ストロンガー・エヴリ・デイ』を演奏。アンコールのラストには彼らの代名詞的な名曲である『長い夜』も披露。代表曲から新旧のコアな楽曲までしっかり網羅した決定版的なセットでバンドの音楽的な多彩さ、歴史の深さ、そして現役ぶりを再認識させてくれた。

ツアーはこの後、1月12日(火)に愛知・刈谷市総合文化センター、15日(金)に神奈川・パシフィコ横浜・国立大ホール、16日(土)宮城・仙台イズミティ21にて。チケットは発売中。

取材・文:吉本秀純

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