ZEAL LINK 高田馬場店

the GazettE『DOGMA』

2015年3月10日。13周年を迎え、記念公演と思われた日本武道館は序章、始まりにしか過ぎなかった所には恐ろしさすら感じる。

その後にリリースされた本作『DOGMA』は息をのむ…いや、もう少し近い表現で言えば「呼吸を忘れる」程の圧倒的な存在感を示した一作。

よく、何かを作ったり産み出したりする際に「魂を削る」という言葉を耳にしますが、この作品に関しては「削る」というより「魂自体を見えなくなるまで練りこんで、同化させた」とすら思える、the GazettE此処に有と1枚のCDから発せられる真摯な作品です。

LIPHLICH「7 Die Deo」

あまりのメンバーの個性に目がかっぴらいてしまう事間違いなしの奇才家集団LIPHLICHが送る2015年ラストシングル。

物語を語り、皮肉を纏い、吐き出す姿はアーティストそのものであり、演劇家に近いものを持ち合わせる。

もちろんサウンド面はJ●Sより基準の高いと自負(?)するZEAL LINKスタッフ一同の称賛レベル。
LIPHLICHという名称がジャンルになり得る、何か出会いさえあればアレもコレも気になって気づけば立派なウェンディ(LIPHLICHファンの総称)に。

アンフィル『LUNAR PHASE』

まさに新生の如く現れた超が付くほどの強力ルーキー「アンフィル」が放つ1st ALBUMにて骨頂とも言える名盤。

聴くものを選ばない類まれなる楽曲は「もう1度…もう1度…」と繰り返し聞いてしまう心地よいサウンドと歌声を響かせ、新人ながらに様々な表情を見せるその実力は見た目だけで「聴く」「聴かない」を判断するにはもったいない一作。

初めてオルゴールを手にし、ネジを巻くような温かい高揚感もまた味の一つ。
一見といわず、一聴の価値を保証します!

まだまだご紹介しきれぬ程2015年もたくさんのCDがリリースされました!
店内にはまだ皆様との出会いを心待ちにしているCDもたくさんございます!

1作1作、形に残るジャケットや歌詞カード、ディスクに込められたアーティストの作品はいずれも誰かに届く為にあり、ZEAL LINKはアーティストとお客様を結ぶ作品との出会いの場であれるよう、2016年も試行錯誤してまいります!!

おわりに

昨年も様々なCDがリリースされ、シーンを賑わせてくれました。今年もあのバンドやこのバンドの注目作リリースが控えています。楽しいヴィジュアル系ライフを!