スパイダーマンスーツで登場した伊藤健太郎

 映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』大ヒット御礼舞台あいさつが8日、東京都内で行われ、アンバサダーを務めている俳優の伊藤健太郎が出席した。

 本作は、スパイダーマンことピーター・パーカーを主人公に、『スパイダーマン:ホームカミング』『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を描いたアクション映画。ヨーロッパ旅行中にミッションを与えられたピーターが、新たな敵と戦う姿を描く。

 伊藤は、全身をスパイダーマンスーツで包み、客席間の通路を通って登壇した。ステージ上でマスクを取って素顔を見せると黄色い歓声と拍手が起き、「正直めちゃくちゃ恥ずかしいです。裸を見られている気分。ほぼ(下に)何も着てないので」と苦笑いを浮かべた。

 映画の大ヒットについては、「すごくうれしいです。もともとスパイダーマンが大好きと言っていたらアンバサダーに選んでいただいて、自分が出ていないですけど、関わらせていただいている作品をたくさんの方に見ていただいているのはうれしいです」と語った。

 米ロサンゼルスで行われたレッドカーペットにも参加しており、「半端じゃなかったです。ここ(すぐ横)にトム・ホランドがいたり、そこ(少し離れた距離)にサミュエル・L・ジャクソンがいたり」と興奮気味に振り返った。

 また、主人公のピーターとの共通点を聞かれると、「僕もいつも地元のやつらと一緒にいるので、いつも同じ友達と一緒にいるところとか。あと、僕もお仕事を早いうちからやらせていただいていたので、修学旅行に行かずお仕事をしていたこともあったけど、ピーター・パーカーもみんなと遊ばないで世界を救ってるじゃないですか。僕は世界を救っているわけじゃないですけど、お金稼ぎに行っていました」と答えて笑いを誘った。