人気タレント・ベッキーさんの不倫報道で話題になった「卒論」ならぬ離婚。そんな離婚ですが、Facebookが普及したことで、私たち一般人も関係各位に向けて、一斉にかつ簡単に「離婚の報告」を行える時代になりました。でも、いざというときになって「どう書けばいいの?」と頭を抱える人もいるのでは。

そんなときに参考になるのは芸能人の「離婚のご報告文」です。どれが好印象? 使える? どの言い回しは珍しい? 自身にも離婚経験があり、芸能人・著名人の「離婚のご報告」ウォッチャーでもある筆者が分析します。

好印象を与える「離婚報告」とは?

1、爆笑問題・田中裕二さん
昨年10月、山口もえさんとの再婚を発表した田中裕二さん。2009年に一般女性と離婚した際に、事務所ホームページ上で、離婚の報告を行っています。

「九年間結婚生活を共に過ごして下さった夏美さんには、感謝の気持ちでいっぱいと」と、奥様と長い間結婚生活を送ったこと、感謝の思いを持っていることなど、自身の言葉で真摯に伝えているところに好感を持てます。

もし円満離婚をするなら、相手方への御礼の思いを添えると好印象になるでしょう。後半の「今後は爆笑問題の田中裕二として、今まで以上に芸を磨き、精進していこうと思います」も決意の現れを感じさせて良いですね。

2、モデル・ヨンアさん
約4年間結婚していた男性との離婚を、2013年6月にブログやFAXを通じて発表したヨンアさん。冒頭でファンに向けて「ビックリなご報告となってしまった」と、驚かせてしまったことを謝罪しています。

続いて「新しい人生と向き合って前に進んでいきたい」と、前を向いて歩いていく旨をポジティブに伝えているのは、強く凛としたカッコいい女性の姿を思わせますね。ヨンアさんに女性ファンが多いことにも納得です。

筆者が最も素敵だなと感じたのは「一緒に過ごした時間は自分にとって大切なもの」との言葉遣い。元夫への愛情、信頼、感謝がぎゅっと凝縮されているようです。そのまま真似して使うもよし、「自分にとって宝物」などと少し言い換えるのもアリ。