相手を“尊重する”ことがポイント

3、女優・遠野なぎこさん
2014年6月に離婚を発表した際、「55日婚」が話題になった女優の遠野なぎこさん。2ヶ月にも満たない結婚生活となってしまったことを「祝福して下さった多くの皆様に対して恥ずかしい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいでいます」と詫びています。

筆者の目を引いたのは「二度目の結婚だったにも関わらず…経験に学ぶことなく、自分自身が負担に感じる程に“妻”という形に縛られてしまった結果です」といった冷静な分析。「このふたりはなぜ離婚したのだろう?」と、離婚したふたりに対して、世間は疑問を持ちます。独身者も既婚者もそれは同じでしょう。そこへの解を自らさらけ出す姿に胸を打たれました。

さらに「心からの反省を込め、恋人同士の関係に戻りもう一度お互いを思い遣る心を鍛え直さなければと」との記述からも、本気の反省を感じ、人として成長していきたいという強い思いが現れていて好感度アップ。「心を鍛える」「心を磨く」といったフレーズは一つ入れると好印象に。

4、タレント・スザンヌさん
元プロ野球選手・斉藤和巳さんとの離婚を2015年3月に発表したスザンヌさん。お互いの仕事の都合上、福岡・東京と離れて過ごす機会も多く、いつしかすれ違い、家族の時間を作りづらくなっていた、と分析しています。

その上で「わたしは、はじめての出産、育児に、いっぱいいっぱいになってしまい、彼に対して思いやりを持つことが出来なかったのかもしれません」と綴られた文章からは、スザンヌさんから元夫への優しさ、心遣いが痛いほど伝わります。

「今でも彼を尊敬する気持ちは変わりませんし、これからは友人として新たな関係を築いていけたらと思っています」も素晴らしい。「尊敬」を用いると悪印象を与えることはまずありません。