日本和装ホールディングス株式会社は、18日からSMAPの木村拓哉を起用した新CM「待ち合わせ」編を全国でオンエアすることを発表した。
新CMは、趣味のサーフィンを楽しんでいた木村が、ある人たちとの待ち合わせ時間が迫っていることに気づき、慌てて着物に着替えるところからスタートする。
撮影日の天候は曇りで、気温も10度を下回る寒さ。撮影はスタジオ内で行われたが、空調を止めての撮影だったため、スタッフの中には防寒着を着ていた者もいたという。
そんな中、ウェットスーツ姿で現場入りした木村は、「髪とか濡れていた方がいいよね」と言うと自ら霧吹きで髪や体を濡らしはじめたという。
また、着物に着替えるシーンの撮影では、現在、2017年公開予定の映画『無限の住人』の撮影のため、「週に6日は大体着物を着ている」という木村は、袢を羽織る際には腰ひもを口にくわえるなど、慣れた手つきで着付けをしていた。
そして、着物に着替えた木村と3人の年上女性との待ち合わせシーンでは、着物姿の女性たちに「スリーショットの圧がすごい…」と戸惑ってしまう一幕も。さらに、せりふで「ドキドキしちゃいます」と言うシーンでは、「目の前で普通言えないよね」と照れながらも、本番ではしっかりと女性たちを見詰め、「ドキドキしちゃいます」「おきれいです。とても」など、さまざまなパターンの胸キュンせりふを口にした。
撮影の合間も控室に戻ることなく、スタッフらと談笑し、撮影もほぼ一発でOKと、順調に撮影を終えた木村。インタビューでは、撮影を終えて「ウエットスーツからの着物ということで、親近感がありますね。現在、自分自身も、週に6日は着物を着ているので。いつもはこんなふうにちゃんとした着方は役柄的にさせてもらってないんですけど、着物の感触というか、それはいつも味わっていますので。何か普段着な感じがします」とコメント。
また、今回のCMのテーマが「Kimono is new」と聞き、「今の僕らがいう言葉なのかなって思いますけど、もともとは継承されているものなので、newというところに若干違和感を持ちますけど、夏の浴衣だけでなく、もうちょっと取り入れてもいいのかなとは思いました」と着物の魅力を笑顔で語った。
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