業務上での注意・指摘も、言い方次第でモテる!?

現場で責任を負うことが増えると、どうしても人に指導することが多くなる。業務上必要な注意事項もある。ただ、大方分かっていると思うが、厳しい注意や指摘をする人間は好かれないのだ……。

しかし、モテる注意の仕方もあるはずだから、研究してみよう。

決定しているのは、怖い顔をしているとお局っぽく見え、男運がサーッと遠のいていくということ。
叱る回数は抑えたい。可能な範囲で、「12回までにしておく」「感情的になりそうになったら、一旦席を外す」など、マイルールを設定してみよう。

大人に反省を促すのは、本当に難しい。伝わるように言葉を選ぶ必要もあるし、かといって時間が経ってからだと効果が薄いし、時には怒りを制御する必要もあるし……。
だが、そういう気の遣い方は、自分の魅力を引き出してくれるきっかけになる。

あえて“お局様”を演じるのもアリ…?

ここまで、“お局様”と認定されると恋のチャンスが遠ざかるぞー! ということを述べてきた。
しかし、自分がその年齢や地位に近づいてみると、それまで気づかなかったお局様の本当の思いが分かってくることもあるんじゃないだろうか。

筆者もお局様にお灸を50個据えられて、心身が悲鳴を上げた経験がある。当時のスパルタ指導を恨まず、感謝だけするという境地には達せそうにない。

ただ、そのお局様なりに「早く一人前になっておくれ」という願いをこめてのことだったのかもな、と思うことも出てきたのだ。(明らかに陰湿ないじめは除く!)

異性に好かれたらそれは嬉しいと思うが、会社は仲良しごっこをする場所ではない。業務を円滑に回していくため、あえてその場の憎まれ役になってみるっていうのはどうだろう。
心を鬼にしてお局役を演じるあなたを理解してくれる人が現れたら、その時こそいい恋愛ができるかもしれない。

クソバイスだったらごめんなさい。でも、ベテランと呼ばれるまでしっかり働いてきた女性たちの苦労がむくわれて、素晴らしい出会いがあるようにと強く願わずにはいられない。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。