北大路欣也「先人の一人一人を思い出した」 俳優60周年、京都撮影所への思いを吐露

2016.1.20 20:59配信
デビュー60周年を迎える北大路欣也

 BSフジの時代劇「藤沢周平 新ドラマシリーズ『三屋清左衛門残日録』」の完成披露舞台あいさつが20日、東京都内で行われ、出演者の北大路欣也、麻生祐未、伊東四朗が出席した。

 このドラマの主人公は、東北の小藩で前藩主の用人を務めた清左衛門(北大路)。隠居の身となった清左衛門は、親友の町奉行・佐伯熊太(伊東)から舞い込んでくる種々の事件の解決に奔走するが、やがて藩を二分する政争に巻き込まれていく。

 主演の北大路は「今日を迎えられて心から感謝しております」と感無量の面持ちであいさつ。今年でデビュー60周年。撮影は昨年に東映京都撮影所で行われたが、クランクインのタイミングで旭日小綬章を受章したことにも触れ「ちょうどその節目に京都の撮影所でお仕事をいただけたというのに縁を感じました」と明かすと、「当時12歳。(今回の撮影で)先人の方を一人一人思い出しました。子役として参加し、大きな背中を見ながら、その息遣いを間近で感じられたのは幸せ。(市川)右太衛門の息子として大事にされた。その環境に感謝したい」と同撮影所で過ごした日々を思い返した。

 伊東も「(京都)太秦のたたずまいというのは何十年前とちっとも変わらない。私は東京っ子なのですが“帰ってきた感じ”がしてとてもうれしかった」と同所への思いを吐露。一方で「最初この台本をいただいた時にせりふの多さに目を見張った。さらに撮影所では “長回し”だと聞いて気が遠くなった」と不安があったことも明かした。

 そんな中、撮影所に向かうため東京から新幹線に乗ったという伊東は「5分ぐらいしたところで『次の停車駅は新大阪です』とアナウンスが流れ…。いくらなんでも早過ぎる」と車掌が「新横浜」を言い間違えたエピソードを明かし、「こんな短いせりふでもトチるんだから、私の長いせりふは(間違えても)少しは許してもらえるかなと安心した次第」と、笑いを誘った。

 そんな北大路と伊東は「銭形平次」シリーズで長年共演した仲。伊東が「案の定、北大路さんが横にいるだけでせりふがうまく出てきました」と感謝すると、北大路も「私も本当に緊張していたのですが、現場で伊東さんに言葉をしゃべってもらった時に“こういう関係なんだ”とがっちり(役柄を)つかむことができました」とこちらも共演の喜びを語った。

 ドラマはBSフジで2月6日午後7時から放送。

 

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