インタビュー前の撮影でしたが、卒業発表のことも話してくれていたので、撮影中に少しお話を聞いてます。

発表前の握手会の会話でも、

「もう、卒業するから。来年いないからね」

「来月は、もういないから」

って、わざと、佐江らしいふざけた言い方で本音を言ったり(笑)。
ファンの方とは、“本当のことを、冗談まじりで”、約1年をかけてずっとやりとりしていたんです。

だからファンの方も“ついに、卒業か”という感じだったんです。

この間も2015年最後の握手会を、名古屋でやらせてもらったんです。だけど、泣いている人も全然いなくて。皆、すがすがしい気持ちで来てくれてました。

“卒業発表したのに、なんだ? このノリは?? ”

って、いうくらい、フツーの勢いで(笑)。“卒業発表、したっけ…?? そういえば、したよねえ ”っていう感覚で来てくれたんです。卒業の話は全然せずに、フツーに握手会が終わりました。

だから、自分でも、卒業発表したっていう実感が、全然わいてなくて。今もそうなんですよ。

ーー約1年という時間をかけてきた、佐江ちゃんの思いがファンの方にもしっかり伝わっていたんですね。

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