経験則に縛られずに勇気を出そう!

いくつになっても、燃えるような恋や恋におぼれることに憧れを持った女性はたくさんいます。でも、経験則から、若い時のように勢いで結婚に至るような勇気を到底持つことができません。20代前半に比べて、大人になったことを理由に、さまざまな知識から安全策を講じてしまうのです。

「ビビッときた」というような運命のお相手の直感センサーに従って行動するにも、年を重ねるほど大きな勇気が必要になってきます。だから、センサーの感度もさることながら、この行動力も婚期活用力になります。

とはいえ、勇気を出そうにも、やみくもには難しいので、何らかの指針が必要となりますよね。それなら、センサーが作動したと同時に、笑顔や安堵感が増加したり、何となくでいいので運気上昇を感じたなら、とりあえず心に感じたまま勇気を出して一歩前に踏み出してみましょう。

でも、むやみに心の声に従うと、寂しさから偽りの優しさに引っかかってしまうこともあります。だから経験則には、主導権を握らせないまでも、あくまで心の声の補佐役として登場させ、傍観者的に見守ってもらう必要があります。

心の声と経験則の声が相反する意見だった場合は、婚期活用力の出番です。もちろん婚期活用力は、あなたの幸せのために作動するものですが、もしもあなたが、結婚するにはまだ純粋過ぎたり、心が未熟だった場合は、本当の幸せをつかむために、間違った選択をしているあなたに敢えてスルーするという選択をすることもあります。それは、真の幸せを掴むために必要な試練と経験だからです。

だから失敗した時は、深呼吸をして現実に立ち向かう勇気が必要です。どんなに苦しくても、踏ん張りましょう。そしてその踏ん張った経験を経験則にインプットして、再出発すればいいのです。

「もう○(30~50)だからやり直しはきかない」と思うのではなく、「まだ○!人生これから!」です。それに、最近では、人生をやり直すための熟年離婚や50代以上の婚活も盛んだとか。時代は変わったのです。

失敗を恐れずに勇気を出して、「失敗したらやり直せばいい」の精神で、今の気持ちを大切に、心の声に従って生きてみましょう。
恋のキューピットや幸運の女神の声は、心にしか囁いてくれないのですから。

心理カウンセラー・インテリアコーディネーター・社労士・旧司法試験合格といった多彩な資格を持ち、これらの資格と経験を活かして社労士事務所を経営していましたが、夫の転勤を機に事務所を廃業しました。
現在は、資格を活かしたライターのお仕事を細々とさせて頂き、心理学系・医療系を中心としたコラムを書き始めて5年目を迎えています。