ソフトバンクモバイルは、下り最大110Mbpsの高速データ通信サービス「SoftBank 4G」の月額料金を割り引く「4Gデータ通信スタートキャンペーン」と「スマホセット割」の申込み受付期間を、当初の4月30日から7月31日に延長する。

キャンペーン期間中に、データ通信専用プラン「4Gデータし放題フラット」を申し込むと、通常は月額5985円の「4Gデータし放題フラット」の料金を4980円に割り引く。1回線目としてiPhoneなどのスマートフォンやiPadを契約し、パケット定額サービスに加入しているユーザーを対象とした「スマホセット割」では、月額5985円を3880円に割り引き、さらに月額525円の「4Gデータ通信基本料」を無料にする。割引は、キャンペーン終了後も継続して適用される。

「SoftBank 4G」の最大通信速度は端末性能に依存するので、今年2月24日のサービス開始とともに発売したモバイルWi-Fiルータ「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」では、下りの最大通信速度は最大76Mbpsとなる。また、今年10月以降は、毎月のデータ利用量が5GBを超えた場合、請求月末まで通信速度を送受信最大128Kbpsに制限する仕組みを導入する予定。5GB超過後は、別途申し込んで2GBごとに2625円を支払うと、速度制限が解除される。

なお、ソフトバンクモバイルは、「SoftBank 4G」に加え、FDD-LTE方式の次世代高速データ通信サービスを今年秋以降に開始し、パケット定額サービスの料金を月額5985円にする予定。エリクソンは、4月17日にソフトバンクモバイルのLTE無線アクセスネットワークの構築ベンダーに選定されたと発表している。