BB-8と磯部勉(ハン・ソロ役)、永宝千晶(レイ役)

昨年末より世界中で旋風を巻き起こしている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の大ヒット奉告祭が1月28日に、東京・神楽坂の赤城神社で行われ、人気キャラクターのBB-8、日本語吹替え版で声優を務める磯部勉(ハン・ソロ役)、永宝千晶(レイ役)が出席した。

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昨年12月18日に全国で封切られた同作は、現在までに観客動員625万人、興収97億5400万円を記録。一昨年の『アナと雪の女王』以来、実写作品としては10年の『アリス・イン・ワンダーランド』以来約6年ぶりに興収100億円突破が秒読み段階となっている。

本殿ではご祈祷や、玉串奉奠(ほうてん)が厳粛な雰囲気で進み、BB-8も緊張した様子。巫女による舞いが披露されると、太鼓のリズムに合わせて、体をスイングさせるお茶目な仕草を見せた。

磯部は「ヒットは予測していたが、ここまで当たるとは。このまま上り調子で伸びてくれればいいなと思っている」とスター・ウォーズ旋風に喜びの声。ハン・ソロを演じるのは約30年ぶりだといい「(ミレニアム・)ファルコン号も含めて、故郷に帰ってきたような懐かしさ。『我が家だ、チューバッカ』という最初の台詞で、昔の記憶がよみがえりワクワクした」としみじみ語った。

一方、シリーズ初となる女性主人公に抜てきされた永宝は、「長年ファンの皆さんに愛された作品だけに、始めは信じられない気持ちで、喜びよりも不安があった」と振り返り、「いざアフレコが始まったら、ただ一生懸命に取り組むだけ。レイはたくましく生きる少女で、繊細な一面も持ち合わせた魅力的なキャラクター」と語った。また、劇中で冒険をともにするBB-8と対面し「本当に会えるなんて!」と感激しきりだった。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
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取材・文・写真:内田 涼