『日本で一番悪い奴ら』(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

『凶悪』の白石和彌監督と、綾野剛がタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』に、中村獅童、YOUNG DAIS、デニスの植野行雄、ピエール瀧ら強烈なキャスト陣が顔を揃えていることが発表になった。

『日本で一番悪い奴ら』特報映像

本作は、北海道警察に勤務する警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受け、警察による“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”などの不祥事が発覚した実話を描いた稲葉圭昭の著書『恥さらし』を映画化するもの。綾野が“黒い警部”の異名をもつ男・諸星を演じる。

中村は諸星に極秘情報を提供する暴力団幹部の黒岩を、YOUNG DAISは諸星を慕う情報提供者の山辺を、植野は中古車販売業者の盗難バイヤーのアクラム・ラシードを、ピエール瀧は諸星の先輩刑事、村井を演じる。その他、青木崇高、TKOの木下隆行、音尾琢真、矢吹春奈、瀧内公美、白石糸らも出演。個性的なキャストで“日本史上最悪”の事件の顛末を描く。

「撮影直前に瀧さんにお会いした時、『鬼畜監督はやっぱり鬼畜だったね』とニコニコしながら言われました(笑)。光栄です」という白石監督は現在、作品の仕上げ作業の最終段階に差し掛かっており「出演者すべての人が悪者になるように愛情を持って作りました。生まれながらに罪を背負った映画、間も無く完成します」と報告。『凶悪』に続いて白石監督とタッグを組んだピエール瀧は「また白石組に参加できて光栄です。今回も悪事を爆笑しながら楽しくやれました。すごい映画です。是非観て下さい」とコメントしている。

『日本で一番悪い奴ら』
6月25日(土) 全国ロードショー