勝手にしなさい!

子供が言うことを聞かない時につい出てしまうのが「勝手にしなさい!」という言葉。

勝手にしなさいは、「あなたは間違っているから、もうお母さんは知らない」と、子供を少し突き放すような時に使うイメージが強いですが、子供は全く違うようにとってしまうことがあります。

「自分は正しいから勝手に好きなことをしていいんだ」ととってしまうこともあるようです。

実際は間違っているのにそれを真逆にとってしまいかねないため、連発するのは止めたほうが良いですね。

泣くのをやめなさい!

思い通りにならず泣きわめく子供に対し、「泣くのをやめなさい!」は、単なる大人の都合であることが多いものです。

うるさいから、近所迷惑だから・・・という理由で言ってしまいがちですが、子供は「気持ちを分かってくれないんだ」とさらに悲しくなってしまいます。

思いっきり泣いてスッキリする場合がほとんどのようですから、子供が泣きたい時は泣かせてあげましょう。泣かせてあげて気持ちを受け止めてあげることが一番です。

~~したら●●してあげる

交換条件をつけた「~~したら●●してあげる」は、子供と接する上においては特に注意が必要です。

忙しいとなかなか言うことを聞かない子供に「お菓子買ってあげるから●●して」とつい言ってしまいがちですが、それを連発すると「●●くれないなら~~しない」のように、ご褒美がないとしなくなってしまいます。

どんなに忙しくても交換条件をつけた会話は止めましょう。

〇〇ちゃんはできるのに

我が子がなかなか出来ない姿を見るとつい言いたくなるのが「〇〇ちゃんはできるのに」です。

子供だけに限らず大人もそうですが、他人と比べられ自分の方が劣っているという言い方をされると良い気はしません。しかも身近なお友達と比べられると、落ち込みは更に激しくなり、ネガティブ思考にもなりかねません。

特に兄弟と比べるような発言には注意が必要で、「お兄ちゃんの方ができていた」というような言葉を連発してしまうと、「兄は好かれているけれど、僕は嫌われているんだ」と思い込んでしまう可能性もありますから、止めたいですね。