すごくハードスケジュールをこなしているのに、わざわざ新幹線に乗って握手会に来てくれている人もいて。“睡眠をとって休んだ方が絶対にいいよ”って思うんだけど、「週末、佐江ちゃんに会わないと、次の仕事頑張れないから」って。

でも、握手会だけの時間だと、全てを話せるわけじゃないから、いただいた手紙に書いてあることを、後で読み返してみるんです。

そうしたら、あんなことも、こんなこともあって、そんな大変な中で私に会って。会うことで、こんなことを得てくれていたんだって、後でわかったり。そういう機会は、ここ1年ですごく多かったなって感じてます。

――それだけに“アイドル・宮澤佐江”にひと区切りをつけてしまうのは、ちょっと名残惜しい気持ちも正直あります。。

でも、自分の考えているビジョンの中では、今後も皆さんに会う機会をいっぱい増やしていきたいと考えてるんですよ。私も、ファンの皆に会えてなきゃ無理だから(笑)

私が勝手に皆に会いたいから。だからそういう場は、絶対にたくさん作ろうと思ってます。「卒業、本当にしたの?? 」っていうくらいのレベルで、会える回数を増やしたいなって、本当に思ってるんです。

――それは、嬉しいビジョンですね! 握手会など“会える”機会がなくなるのは、さみしいですから。

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