『フィフス・ウェイブ』

クロエ・グレース・モレッツが主演を務める近未来SF『フィフス・ウェイブ』の本編映像が公開になった。人類を滅ぼそうとする謎の知的生命体による最初の攻撃“第1の波”の正体が明かされる衝撃の映像だ。

『フィフス・ウェイブ』本編映像

本作は、地球外生命体“アザーズ”の攻撃を受け壊滅状態となった地球を舞台に、人類滅亡を意味する“弟5の波”を阻止するべく立ち向かう人類の姿を描いた作品。クロエ演じる女子高生キャシーが、離れ離れになってしまった弟を救うため、人間同士も互いに不信感を抱く末期的な状況の中で生き抜いていく姿を描く。

このほど公開された映像では、アザーズの最初の攻撃“第1の波=暗黒”の正体が、キャシーによって明かされる。授業中、キャシーがメールをしていると突然、携帯電話の電源が落ち、教室が真っ暗になる。教師は“停電”だと言うが停電で携帯が落ちるはずはない。すると外からのすさまじい衝撃音。窓から外をのぞいたキャシーたちの前で、車同士が次々と衝突し、飛行機が墜落していく。燃え上がる炎を前に、何が起きているのか戸惑うキャシーが映し出される。やがてキャシーの言葉で、この出来事が、電磁パルスで電子機器を破壊したアザーズの仕業であることが語られ、それによって大勢が死滅したことも明かされる。

映像の最後には、湖の水をペットボトルに入れているキャシーの姿が描かれ、携帯電話などの電子機器はもちろん、水も電気も止まった世界で、過酷なサバイバルを繰り広げる人類の様子がうかがえる。衝撃が大きかった第1の波に加え、崩壊、感染、侵略と4度に渡る攻撃を受けた人類はどうなってしまうのか? 平凡な女子高生キャシーはそんな絶望的な状況でどのようにして生き残るのか? スリリングな展開が予想される映像になっている。

『フィフス・ウェイブ』
4月23日(土)全国ロードショー