ガンダムフロント東京入口(C)創通・サンライズ
拡大画像表示

 最新型の等身大ガンダムが初お披露目となった「ガンダムフロント東京」オープニングセレモニーでは、スペシャルゲストとしてアムロ・レイ役を演じた声優・古谷徹が登壇。「こうして東京のお台場に再びガンダムが大地に立ってくれたことに感無量です。これだけすばらしいテーマパークができたってことは、これだけ長い間『機動戦士ガンダム』という作品が愛され続けた証なのではないかと思います。そんな作品の主人公として参加させていただいたことに喜びを感じていますし、誇りに思っています」と興奮冷めやらぬ勢いでコメント。

実物大ガンダム立像上半身(C)創通・サンライズ
拡大画像表示

 「今回のガンダムは右の肩に『WB』という文字と、アムロのシンボルマークである『ペガサスのマーク』がプリントされています。これはホワイトベース隊のアムロ専用機であることを示しているんですね。また、一年戦争の最後、ア・バオア・クー要塞へ出撃するときのガンダムになっています。そのあたりを注意して見ていただけると!」
 とアムロならではの鋭い視点で、等身大ガンダムの変更点を解説してくれた。

 
宇宙要塞ア・バオア・クー(C)創通・サンライズ
拡大画像表示

 続いてアムロのライバルであるシャア・アズナブル役の池田秀一からもビデオメッセージが到着。
「アムロ、元気かね。いいねえ、君は何回も1/1のガンダムを作ってもらえて。私もいつの日か、赤いシャアザクを作っていただいて、あなたのガンダムと対峙する場面を夢見ています。そのときのために日々精進しております!」と熱いメッセージが送られた。

クライマックスには、音楽家の小室哲哉が登壇。ガンダムの歴史を4楽章にわけた壮大な音楽を生演奏で披露した。また、2曲目は『BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~』を披露。これは1988年に公開された『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主題歌。小室哲哉が在籍するバンド・TM NETWORKが演奏し、大ヒットした曲である。

「このガンダム立像の前で演奏したのは、世界でも僕ひとりですからね。光栄です。最初の曲をつくるにあたり『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をもう一度見直しました。そこから楽曲をイメージしています。2曲目に演奏した『BEYOND THE TIME』は僕にとっても大事な曲で、いま再始動したTM NETWORKでもライブのために準備をしているところです。今回、みなさんの前で演奏するので、とても緊張しました」と答えてくれた。

 なお、この立像がそびえたつ、ダイバーシティの7階には「ガンダムフロント東京」がオープンしている。ここは33年にわたるガンダムの歴史が詰め込まれた体感型テーマパーク。直径16メートルの半円形ドームスクリーン「DOME-G」でガンダムの歴史を振り返る12分の新規映像を観ることができたり、1700体を超えるガンダムのプラモデル(ガンプラ)が展示されていたり、1/1サイズの「ストライクフリーダムガンダム ver.GFT」や「コアファイター ver.GFT」などが展示されていたり……。『機動戦士ガンダム』という作品の持つ壮大なスケール感を存分に味わうことができるだろう。

「DOME-G」内側(オフィシャル画像)
(C)創通・サンライズ
拡大画像表示
「DOME-G」映像内容(オフィシャル画像)
(C)創通・サンライズ
拡大画像表示
「ガンプラTOKYO」展示品
(C)創通・サンライズ
拡大画像表示
 

 潮風を浴び、ダイバーシティ東京に照らされた映像をバックに、ライトアップされた「RX-78-2 ガンダム」の迫力は満点! お台場の新名所として、ぜひその目で確認していただきたい。

【関連サイト】

チケット購入はこちらから→アニメぴあ「ガンダムフロント東京」特設サイト
ガンダムフロント東京公式ウェブサイト
アニメ・声優関連のチケット情報は「アニメぴあ」
『GUNDAMぴあ』発売中!(ぴあBOOK SHOP)