(左から)井ノ原快彦、坂本昌行、長野博

 舞台「カノトイハナサガモノラ」の公開舞台稽古&囲み取材会が27日、東京都内で行われ、出演者の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が出席した。

 ∨6内のユニット「20th Century(トニセン)」の坂本、長野、井ノ原による新たなエンターテインメントスタイル=「TWENTIETH TRIANGLE TOUR(TTT)」の第2回公演。

 約2年半ぶりの公演に、井ノ原は「ありがたい。3人そろうこともなかなかないので、ちょっと“やり過ぎちゃった部分”もあるけど、ファンの方に楽しんでもらえると思う」とアピールした。

 また、今月9日に亡くなったジャニー喜多川さんの話題も。「一番の思い出」を尋ねられた坂本は「やっぱり初対面。社長とは分からず、ずっと面接で話していて、最後の最後で『社長はいつ来るんですか』と聞いたら、『今度来るよ』と。その1カ月後に気付いた。『あのおじさんが社長だった』って…」と振り返った。

 長野は「僕は、最初に『僕がジャニーです』と言われた。オーディションのときに、『来週から来ちゃいなよ』と言われ、受かったのか、受からなかったのかよく分からなかった」と懐かしんだ。

 一方、劇中のシーンにちなみ、報道陣から「いま彼女はいるんですか?」と尋ねられた坂本が、「唐突だな」とタジタジになる一幕もあった。

 井ノ原は「坂本くんはワンちゃんを飼っているのですが、みんなの集まりや、どんな偉い人と食事に行くときも、『ちょっと1回帰って餌をあげてきます』となるんです」とエピソードを披露。「めちゃくちゃいい飼い主。皆さん、お薦めですよ」と宣伝して笑わせた。

 既婚者に挟まれた坂本は「いいですよね、2人は落ち着いて。今、ここ四面楚歌だ」と嘆きながら、「どんどん(独身の)三宅健くんとの仲も深まっています」と、最近の交友関係を告白。「おとといも電話がきました。(内容は)教えない。寂しいんじゃないですか、あいつも…」と苦笑した。

 舞台は27日~8月20日、都内・東京グローブ座で上演。その後、北九州公演、大阪公演を予定。