写真左より、サンフレッチェ広島・森保一監督、青山敏弘、ガンバ大阪・岩下敬輔、長谷川健太監督 写真左より、サンフレッチェ広島・森保一監督、青山敏弘、ガンバ大阪・岩下敬輔、長谷川健太監督

決戦を2日後に控えた2月18日、『FUJI XEROX SUPER CUP 2016(FXSC)』公式記者会見が行われた。『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)』王者・サンフレッチェ広島からは森保一監督、MF青山敏弘、『天皇杯』覇者・ガンバ大阪からは長谷川健太監督、DF岩下敬輔が登壇した。

【チケット情報はこちら】

意気込みを問われた4名は次のようにコメントした。
「2016年のシーズンの始まりを告げる大会に出る2チームのうちの1チームである喜びを持って戦いたい。大きなタイトルだと認識し戦いたい」(森保監督)
「素晴らしい相手と素晴らしい試合をして、『FXSC』を盛り上げたい」(長谷川監督)
「G大阪とは去年からいい試合ができているので、皆さんが盛り上がるような試合がしたい」(青山)
「去年と同様にひとつ目のタイトルを取れるようがんばる」(岩下)

昨季、『CS』ファイナルでは1勝1分で広島に軍配が上がり、『天皇杯』準決勝ではG大阪が3-0と完勝した。リーグ戦では1勝1敗。好敵手との対決に、自然とコメントに熱が帯びる。

「これまでやってきた練習の成果をぶつけたい」(森保監督)
「『CS』で非常に悔しい思いをした。今季も広島とは大事な舞台で何度も戦うだろう。まず第1戦、勝って弾みをつけたい」(長谷川監督)
「いい試合になるのは間違いない。お互いのスタイルをぶつける試合になる」(青山)
「たくさんいい選手が入ったので、ガンバらしい攻撃、バリエーション豊富な攻撃を見てほしい」(岩下)

さらに両指揮官はこう続けた。
「G大阪は非常に強い。今季を占う意味でも重要な試合になる。G大阪の情報を考えながらも、我々のサッカーをして、今季につなげたい」(森保監督)
「『FXSC』を取りにいく。王者の広島を今季1試合目の公式戦で倒して、弾みをつけたい」(長谷川監督)

両指揮官とも、『FXSC』の先に今季を見据える。
「まず去年できたことをやるためにもレベルアップが必要。対戦相手に分析され、相手は高いモチベーションで来る。まず去年のベースを発揮する。ベースが安定し、少しずつマイナーチェンジしていけばやれる。さらに成長していければと思う」(森保監督)
「去年をいかに上回れるか、勝点70以上をどうクリアするか。そのために前線を補強した。個人、チームがいかに進化していくか。『ACL』も戦う。広島も組織力があるが、我々もある。アジアでJリーグの代表としての力を見せたい。あと一歩届かなかったタイトルを取りたい」(長谷川監督)

リーグ戦で過去4年間のうち3度栄冠に輝いた広島と、『CS』準優勝、『ヤマザキナビスコカップ』準優勝、『天皇杯』優勝、『ACL』ベスト4と抜群の安定感を誇ったG大阪の一戦に、ハズレはない。『FUJI XEROX SUPER CUP 2016』サンフレッチェ広島×ガンバ大阪は2月20日(土)・日産スタジアムでキックオフ。チケット発売中。