写真左より:セルゲイ・ドガージン、ダニール・トリフォノフ、ナレク・アフナジャリャン 写真左より:セルゲイ・ドガージン、ダニール・トリフォノフ、ナレク・アフナジャリャン

2011年にモスクワで行われた世界最高峰の音楽コンクール、チャイコフスキー国際コンクール。その優勝者たちが4月23日(月)より来日ツアーを開催する。

「第14回チャイコフスキー国際コンクール優勝者ガラ・コンサート」の公演情報

今回来日するのは、ダニール・トリフォノフ(ピアノ)、セルゲイ・ドガージン(ヴァイオリン)、ナレク・アフナジャリャン(チェロ)の3人。昨年のコンクール直後の9月に行われた来日公演でも、ハイレベルで熱い競演を繰り広げたばかり。あれから半年の間、超一流の演奏家やオーケストラとの共演を重ね、さらに世界のメジャーなステージにステップアップした彼らが、再び日本で競演を繰り広げる。

今回の来日ツアーに向けて「(共演するナレクとセルゲイは)音楽的にとてもフレキシブルだし、リハーサルもお互いに理解しやすかったです。日本はどこに行っても、人もホールも食べ物も素晴らしい!どんなアーティストにとっても、一度来たら忘れられない大切な場所になると思います。コンサートではいつもとてもいい反応をしてくれ、それは僕たちアーティストにとって感動的ですらあります」(ダニール・トリフォノフ)、「ダニールとは、楽曲の解釈においても共感する点が多く、息の合った演奏ができていると思います。(今回)私の大好きな日本で演奏できることを嬉しく思います。私たちが心をこめて選曲したプログラムなので、日本の聴衆の皆さんに喜んでいただけるものと確信しています」(ナレク・アフナジャリャン)と抱負を述べた彼ら。楽壇の未来を担う逸材たちが、自信のプログラムで、ひと回りもふた回りも成長した姿を届けてくれるはずだ。

「第14回チャイコフスキー国際コンクール優勝者ガラ・コンサート」は、4月23日(月)のサントリーホール公演を皮切りに、全国5都市・6公演を開催。チケットは発売中。

■第14回チャイコフスキー国際コンクール優勝者ガラ・コンサート

[出演]
ダニール・トリフォノフ(グランプリ/ピアノ部門第1位/聴衆賞)
セルゲイ・ドガージン(ヴァイオリン部門最高位(1位なし)/聴衆賞)
ナレク・アフナジャリャン(チェロ部門第1位/聴衆賞)
指揮:アンドレイ・ヤコヴレフ 管弦楽:モスクワ交響楽団
(※4月23日・24日はオーケストラの出演なし)