井深大と盛田昭夫。戦後、ソニーを創設し、日本を敗戦国からテクノロジー大国へと導いた二人の男の物語がドキュメンタリーメディア演劇作品「Heavenly Bento」として7月に公演を行う。

 

 
 
戦後、井深大と盛田昭夫という二人の男が、夢とプライドをもって「SONY」という会社を作り上げていく様を、斬新な映像演出と俳優・ダンサーのパフォーマンスでみせる。
 
戦後、焼け野原となった東京に小さな会社を立ち上げた彼らの夢は、電子機器業界でトップに立つことだけではなかった。日本再建にも貢献し、その誇りと威厳を取り戻したい。そしていつかは、アメリカ市場をも手に入れたい。二人は徹底的な議論を繰り返し、試行錯誤しながら、次々と画期的な商品を世に送り出していく。
 
壊れかかった建物を本拠地とした小会社から世界的規模に及ぶ大会社へ急速な変貌を遂げたソニー。 その足跡を辿りながら、その都度迫られる二人の決断や葛藤を描く。
 
芝居は、4m×3m大のある物体を舞台にして繰り広げられる。パフォーマンスには、ソニーの初の製品である電気炊飯器や、盛田の伝説的な発明、ウォークマンも登場する。
 
演じるのは、ドイツを拠点に世界各地で活動し、言葉、映像、音、ダンスを融合させたステージを創作し、世界各地で公演を行う最先端のアーティスト集団、post theater(ポストシアター)。これまで、ベルリン、ニューヨーク、シンガポールなどで上演し、今回が待望の日本初演となる。
 
「Heavenly Bento」のチケットは、4/21(土)より一般発売。
 
出演
Jun Kim(盛田昭夫役)/Alexander Schroder(井深 大役)/Yuko Sato(ダンサー)
 
公演期間   2012/7/4(水)~2012/7/8(日)
会場     青山円形劇場
問い合わせ先 ジェイ.クリップ:03-3352-1616