『ザ・ブリザード』が描く“あきらめない”リーダー

2016.2.24 16:37配信
『ザ・ブリザード』(C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『スター・トレック』『アンストッパブル』のクリス・パインが主演を務める感動作『ザ・ブリザード』が今週末から公開になる。本作は実話を基に前代未聞の海難救出劇を描いた作品だが、劇中にはふたりの“絶対にあきらめない男”が登場する。パインが演じる沿岸警備隊員バーニーと、ケイシー・アフレック演じるタンカーの機関士シーバートだ。

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本作の舞台は、1952年2月のマサチューセッツ州のケープコッド沖。その日、シーバートが機関士を勤める巨大タンカーが航行中の海域に最大規模のブリザードが襲来し、衝撃で溶接部分から船がふたつに裂けてしまう。その頃、一等水兵のバーニーは彼らの救出を命じられるが、隊員はたったの4人しかおらず、定員12人の小型救助艇で出動するも、波は高く、凍てつくような寒さで、大波でコンパスを失ってしまう。

映画は、どんな危機が訪れても陸に引き返すことなく荒れた海を進み続けるバーニーと、何があっても諦めることなく船員たちを説得し、救助の時が来るまで船を守ろうとするシーバートの姿が交互に描かれる。まだ駆け出しだが、使命を果たそうと懸命にもがくバーニーと、いつも冷静に判断して船と仲間を制御しようとするシーバートはタイプの違うリーダーで、公開前に行われたモニター試写会では「自分の手で救助したいと命をかけるバーニーの姿がいい」「多くの船員をまとめ上げたシーバートは説得力があって、ついていきたくなるリーダーだった」「バラバラだった仲間が危険を前に団結していくドラマがよかった」など、どちらの人物にも好評が寄せられているという。

本作の監督を務めたのは、『ラースと、その彼女』や『ミリオン・ダラー・アーム』のクレイグ・ギレスピーで、観客がアッと驚くようなドラマを、観客が“共感し納得できる”人物描写で語っていくことに長けた人物だ。本作でも、どう考えても不可能と思えるような過酷な状況で希望を捨てない男たちのドラマを丁寧に描き出しており、多くの観客が劇中に登場するふたりのリーダーの姿に魅了されたようだ。

『ザ・ブリザード』
2月27日(土) 全国ロードショー

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