たとえ健常児であっても

これは発達障がい児に限った話ではありません。

「男の子だからこうあるべき」

「女の子なんだから」

「2歳なんだからオムツは外れていなければならない」

「もう5歳なんだから字を書けなければならない」

などちょっと発達のスピードが遅いからとか、人並みであることや平均値から外れているからと、一番我が子を守ってやらなければならない親が否定したら子どもはいずれ潰れます。

まとめ

何故、「みんなと同じように出来るようになってほしい」と願うのでしょうか?それは「障害があることは不幸だ」という価値観に親自身ががんじがらめになっているからです。お母さん自身が健常者として普通に生きてきたから無理もないことですね。

でも振り返ってみてください。子どもが生まれたとき「幸せな人生を送ってほしい」と思ったのではないでしょうか。けれども子どもが成長するにつて「普通であってほしい」「人並みであってほしい」「お友達に出遅れてはいけない」と子どもに要求することがだんだんと変わってきてしまうのです。そしてこんな親の思いが子どもを不幸にしていることもあるのです。

せっかく、この世に誕生したのに「自分が好きではない、自己肯定感の低い大人」に成長したら悲しいですよね。たとえ落ち着きがなくても「うちの子はいろんなものに興味を持つ好奇心旺盛な子」そんな見方をしてくれる親に育てられたら子どもはとても幸せです。

普段の子育てのスイッチのモードを変えてみるきっかけにしてみてくださいね。