【CP+2016】マイクロン、「D5」に相応しいメモリカードは何かをデモ

2016.2.26 18:48配信
「Lexar」(マイクロン)の看板娘たち

そのカードは、カメラの性能をフルに発揮できるのか――。メモリカードが抱える永遠のテーマだ。オリンピックイヤーである今年、カメラメーカーはフラッグシップモデルを発表。「CP+2016」の会場で来場者の注目を集めたのはキヤノンのフラッグシップモデル「EOS-1D X Mark II」、そしてニコンの「D5」だ。「EOS-1D X Mark II」は毎秒約14コマ、「D5」は毎秒約12コマの高速連写を実現。この速い連写性能を引き出すために必要となるのが、転送速度の速いメモリカードだ。

「Lexar」ブランドを展開するマイクロンジャパン。同社のブースではニコンの「D5」「D500」を並べて、カードの違いによる転送速度のデモンストレーションを実施した。

「D5」は対応するメモリカード別に、XQDカード対応モデルとCFカード対応モデルの2機種がある。いずれも同種のメディアが2枚使えるダブルスロットタイプだが、XQDカードとCFカードを2枚挿入することはできない。つまり、ユーザーは、XQDタイプとCFタイプ、どちらかを選ばなくてはいけないのだ。

悩んでいるユーザーの参考ともなりそうなのが、マイクロンが実施した転送速度のデモンストレーションだ。CFタイプの「D5」にCFカードとしては最速の160MB/秒を実現した「Lexar Professional 1066x CompactFlash カード」を、XQDタイプの「D5」に、440MB/秒の「Lexar Professional 2933x XQD 2.0カード」をセット。それぞれ10秒間連写した後、アクセスランプ消灯(バッファフルから書き込みが完了)するまでの時間をストップウォッチ測定した。

CFカードは、10秒間連写し、アクセスランプが消えるまで(10秒間の連写時間も含まれる)20秒42かかった。連写時も数秒を超えた辺りからバッファがフルになってしまい、速度が目に見えて落ちてしまった。

一方、XQDカードも同様のテストをしたところ、アクセスランプが消えるまで(10秒間の連写時間も含まれる)の時間は14秒66。連写時間を差し引けばバッファがフルになっても4秒66で空になる、ということだ。連写時も軽快にシャッターが切れ続けた。このほか、「D500」を使ったUHS-IIカードとXQDカードでも転送速度のデモンストレーションを実施。やはりXQDで圧倒的な速さを見せつけた。

特にスポーツ写真や鉄道写真、航空ショーの撮影などでは、高速連写はとてもありがたい機能だ。しかし、気が付くとメモリカードへのデータ転送が間に合わず、バッファがいっぱいになってしまい、「この瞬間」というときにシャッターが切れない、ということも多々ある。「決定的瞬間」を常に撮れる状態が維持できる高速メモリカードはとても強い武器になる、といえるだろう。

マイクロンのこのデモンストレーションの様子は、同社がYouTubeに公開しているので、会場に行くことができなかった人はそちらで確認してみよう。(BCN・山下彰子)

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