BIGBANG

そんな、パーティーを盛り上げる楽しいトークでオーディエンスと一緒にひとしきり笑いあえば、待っているのは宴の終わり。最後のあいさつでは、2006年の韓国デビューから10年のときをともにしたファンに感謝を口にした。

SOL「時間が経つのは本当に早いですね。僕たちがステージに立ったのが、もう10年ということも信じられません。でも、ひとつ言えることは、今この場所にいるみなさんがいるから出来たことです。時間が経てば経つほど、みなさんの愛情の大きさが表現できないほど大きいことを感じます。今日のステージも、そんなみなさんの愛情に応えるために最善を尽くします。愛しています」

D-LITE「昨年から始まったツアー。本当に終わるんですね。3年連続のドームツアーでみなさんと一緒にいろんな思い出を作れたのはみなさんのおかげです。いつも感謝しています。今年でデビュー10年になります。そろそろ十分じゃないかと……冗談です(笑)! 心配しないでください。僕は、これからみなさんと一緒に、いつでもどこでも行きたい。……この感謝の気持ちをどうやって言葉にするか悩んでいます。91万人、一人ひとりに手紙を書きたいくらい感謝しています。
普通の5人の男がこんなに幸せな人生を生きていけるのもみなさんのおかげです。僕たちと幸せな思い出を作ってくださって、誠にありがとうございます。
10年間で、いただいた愛、幸せをこれから僕がみなさんにお返ししたいと思います。これからの、みなさんの幸せ、任せてください!」

T.O.P「デビューしてから10年経ちました。今まで、ついてきてくれてありがとうございます。私が歩んできた人生の傍にいつもみなさんの笑顔がありました。個人的に、みなさんと一緒にいられるのが、後どれくらいあるか残っているのか正直わかりません。でも、5年10年、20年が経って、自分の人生を振り返ったときに、10年間、私たちが作ってきた音楽と、どんな10年よりも、私の記憶の中では、みなさんの笑顔がどんなアートよりも、私の心の中に美しく大きく永遠に輝くでしょう。これから、もっと素敵な思い出を一緒に作っていきたいと思います」

G-DRAGON「毎年、みなさんがたくさんの愛をくださってこのようにドームツアーができます。一日一日感謝しながら生きています。これからどれぐらいの時間を一緒に過ごせるかわかりませんが、時間が許す限り、長い間一緒に過ごしたいです。もう一度、感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございます」

V.I「日本のファンのみなさん、本当に僕たちが日本デビューしてから7年目ですが、ドームツアーが始まったのが3年、こんな素晴らしい夢のステージで歌うことができて5人とも信じられないくらい、夢の中みたいです。まだまだ頑張らなくちゃいけないんだな、という気持ちを持っています。今回のツアー、91万人の方と過ごした時間を大事にしないとと心から思っています。これからも5人そろって頑張ります。BIGBANGをよろしくお願いします」

ファンに感謝を伝えると、少々神妙な雰囲気に。そんな会場にふたたび火をつけるのはG-DRAGONだ。“夜が来た 目覚ましな”と煽れば、当然応えるオーディエンス。テッパン曲にオーディエンスの本能が目覚めるようだ。V.Iも叫んだ。「ファンタスティック、東京!」

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