先生に嫌われない(授業を邪魔しない!)ために…

自分の名前も読めない、書けない状態で入学する子どもは今はあまりいません。
でも、かなりのことが出来るようになって入学する子どももいます。

その中で、幼児期に足し算も引き算も文字も読めるようになっている子どもが授業中こんなことを叫ぶことがあります。

「僕、もう知っているよ!幼稚園で習った!」

これを「やりにくいなあ。せっかく僕が今から教えようと思っていたのに・・・だから、幼児期から色々、やり過ぎている家庭の子は困るんだよなあ」と感じる先生は結構います。

でも、これは先生の都合です。

子どもは“知っているから楽しい、だからそれを言いたい”のです。

それから他の生徒を指名しているのに答えを横取りする子どももいます。これを不快に思う先生もいます。

ですから次を躾けておきましょう

・自分が差されていないのに発言しない。

・先生が説明しようとしているときに指導を遮らない。

これは保育園での送迎時に担任と親が話しているとき、子どもが話しかけてきたら「今、先生と大事なお話をしているから静かに待っていようね」と躾ていくことで身に付けることができます。

知識を持っていることがいけないのではありません。それよりも“誰かが話している最中に割り込むことをしない躾”をすることが大切です。こうすると大人になってからも“自分のことばかり話す人”“話を横取りする人”“相手が話している最中に話の腰を折る人”と思われてしまう周りから嫌がられる大人にはなりませんよ。

春からピカピカの一年生を迎える年長さんはママも子どもも期待に胸を膨らませていると思います。小学校でうまく生活していける術を少しずつ付けてあげましょう。