昨今のフィットネスブームは、少しでも運動に関心がある人なら感じていることではないでしょうか。人生100年時代において健康寿命も気になるようになりました。運動不足解消のために始めたフィットネスにハマったという声も聞こえてきます。

そんなフィットネス好きとランナーを結ぶのが、世界42か国で参加者数100万人以上、年間観客者数30万人以上と大人気の障害物レース「SPARTAN RACE(スパルタンレース)」。

7月6日(土)に福島県会津若松市にて開催された同レースは、9月15日(日)にも新潟県・ガーラ湯沢で開催が決定しています。

大河ドラマで有名になった会津若松市のシンボル・鶴ヶ城周辺で開催された今回のレース。

スパルタンレースの特徴として、ランニングコース内に身体能力を高めるフィットネス要素を取り入れた障害物が配されています。

エリート(156名)、エイジグループ(265名)(オープン(1,874名)、チームイベント(75名)とクラスに分かれており、今回は総勢2,370名が参加。

他にも12歳以下の子供も参加できるKIDSレースには106名、レースには参加せずに応援する観客は1,018名も集まりました。実はスパルタンレース、チケット発売と同時にあっという間にソールドアウトのカテゴリーが出るなど、人気のイベントとなっているのです。

今回のコースはこのような感じ。スタート直後にまず大きな壁を乗り越え、鶴ヶ城周辺を走り抜け、今回、日本初登場の「Box Jump(ボックスジャンプ)」「Jerry Can Carry(ジェリーカンキャリー)」に挑みます。

サンドバッグを持ってコースを回る「Sadnbag Carry(サンドバッグキャリー)」、吊革を伝って進みベルを鳴らす「Multi-Rig(マルチリグ)」、張り巡らされた有刺鉄線の下を匍匐前進で進む「Barbed Wire Crawl(バーブワイヤークロール)」など、お馴染みになりつつある障害をクリアしてゴールを目指すのです。

24分33秒が、SPRINTエリートの男子1位のタイム。女子は30分35秒と、普段から1kmを6分で走っているLSDランナーとしては、これだけの障害を越えながらもこのタイムで5kmを走るということに驚きを隠せません。