h.ear go SRS-HG1

ソニーは、ハイレゾ対応の「h.ear(ヒア)シリーズ」の新製品として、世界最小サイズのワイヤレスポータブルスピーカー「h.ear go SRS-HG1」を4月16日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は2万8000円前後の見込み。

口径約35mmのフルレンジスピーカーユニットを搭載し、高磁力ネオジウムマグネットによって磁気回路を強化することで、コンパクトながら大音量時でも低音の表現力を維持できるBluetooth 3.0対応スピーカー。新たにハイレゾ再生に適した振動板を採用し、スピーカーユニット単体で低域60Hz~高域40kHzの豊かな再生を可能にした。

スピーカーボックスは、L/Rチャンネルごとに分離することによって、スピーカーユニット部とパッシブラジエーター部の組み合わせがチャンネルごとに独立し、よりクリアな再生と深い低域の表現を両立したほか、高剛性樹脂のバッフル板がキレのある低域と、きめ細やかなサウンドを再現する。

Bluetooth接続時の音声コーデックは、ハイレゾ相当の音質を実現するLDACに対応しているので、ワイヤレスでもスマートフォンやモバイル機器のハイレゾ音源を、より高音質で楽しめる。また、NFC(近距離無線通信)に対応しているので、スマートフォンなどのNFC対応モバイル機器を本体にかざすだけで、手軽にBluetooth接続できる。

このほか、迫力ある重低音再生が可能な「EXTRA BASS」機能や、小音量時から大音量時にかけてスピーカーユニットのひずみを抑制する独自のDSP信号処理技術を備えており、Google Cast、SongPal Link、DSEE HXに対応する。

対応Bluetoothプロファイルは、A2DP、AVRCP。バッテリ駆動時間は約12時間。サイズは幅204×高さ62×奥行き60mmで、重さは約790g。カラーは、ビリジアンブルー、シナバーレッド、チャコールブラック、ライムイエロー、ボルドーピンクの5色。