『ズートピア』 (C)2016 Disney. All Rights Reserved.

ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』の本編映像の一部が公開になった。本作の舞台になっているハイテク都市“ズートピア”は様々な種類・大きさの動物たちが共存しており、ウサギの警官ジュディよりも、小さな動物たちもたくさん暮らしている。

本編映像の一部

本作は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語で、このほど公開になったのは、駐車違反の取り締まりをしていたジュディが、イタチの泥棒に出くわして全力で泥棒を追跡する場面だ。素早いイタチは、小さなネズミたちが暮らす“リトル・ローデンシア”に逃げ込み、ジュディは自分よりもはるかにサイズが小さいネズミたちの街を壊してしまわないように注意しながら追跡する。細部まで作りこまれたミニチュアのような街を縦横無尽に駆けるジュディの姿が魅力的な映像だ。

これまでもディズニー・アニメーション・スタジオは動物をモチーフにしたキャラクターを数多く生み出してきたが、モデルになった動物の“本当のサイズ”を忠実に反映して描いているのが大きな特徴だ。このほど公開になった映像でも、ネズミたちのマンションはジュディの背丈ほどの高さで、チューブを移動手段として活用するなど細部まで工夫がこらされている。

ちなみに、本日は“耳の日(3月3日)”だが、映像に登場するジュディの愛らしい耳にも注目だ。ウサギの耳はレーダーのような役割を果たしており、左右を別々に動かして、360度の音を拾うことが可能。これまで公開になった映像でもジュディの耳はテキパキと動いている。ちなみに、現実世界のウサギは電話の着信音、電子レンジが動く音、工事現場の音などが苦手といわれているが、これらの設定が映画の中に生かされているも気になるところだ。

『ズートピア』
4月23日(土) 全国ロードショー

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