(左から)梅村結衣、永井大、いしだ壱成

 4月からBSジャパンで放送される火曜スペシャル「男と女のミステリー時代劇」の第1話「あだ討ち」のメーンキャストによる囲み取材会が2月26日、栃木県の日光江戸村で行われ、出演者の永井大、いしだ壱成、梅村結衣が会見に応じた。

 ドラマは、多岐川恭氏のミステリー小説を厳選し、1話完結で12本を映像化したもの。

 おとし(梅村)の復讐(ふくしゅう)に手を貸す亮三郎を演じた永井は「印象に残ったのはおとしとの男と女を感じさせるシーン。実際の年齢的には親子でもおかしくない年なのに」と照れくさそうに語った。

 また永井が、姉を殺した犯人を捜すために“つつもたせ”までするおとしを演じた梅村に「“つつもたせ”の意味も分からないんじゃない?」と問い掛けると、梅村は「勉強してきます」と返した。

 一方、悪党の藤蔵役を演じたいしだは「(藤蔵には)ちょっとサイコパス的な部分もあるのかなあ」とコメントしたが、「(時代劇は)やっぱり伝統だと思うんですよね。新しい視聴者の方をどんどん取り込んでいけると、また一つ時代劇が確固たるものになるのではないかなと思っています」と語った。

 ドラマはBSジャパンで、4月5日午後9時から毎月第1、第2火曜日に放送。