映画『セーラー服と機関銃 ―卒業―』の初日舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の橋本環奈(Rev.from DVL)、長谷川博己、大野拓朗、宇野祥平、武田鉄矢、前田弘二監督が出席した。
本作は、薬師丸ひろ子主演で大ヒットした映画『セーラー服と機関銃』のその後を描いた物語。
目高組4代目組長の女子高生・星泉役で映画初主演を果たした橋本は「昨夜はドキドキして全然眠れなかった」と語ったが、観客の大きな拍手に迎えられ「すごくホッとしました」と満面の笑みを浮かべた。
橋本は、撮影を通じて「映画、そしてこの女優というお仕事が大好きになった」と明かし、「この作品で学んだたくさんのことを大切な糧として、これからいろんな作品や役に挑んでいきたい」と意気込みを語った。
また、本作のタイトルちなんで“撮影を通して自分が卒業できたもの”を問われた橋本は「しょうもない話でもいいですか?」と前置きした上で、「早起きができるようになりました」と報告。「もともと朝が苦手で、今までアラームをいっぱいかけていたけど、撮影中の1カ月間は1回も寝坊しなかったんですよ!」とアピールし、「すみません、当たり前のことなんですけど…」と恥ずかしそうに笑った。
そんな福岡県出身の橋本に“贈る言葉”を求められた同郷の武田は、撮影中、橋本が何度か帰省していたことに触れ、「この映画でアイドルではなくて女優として第一歩を歩き出したわけだから、冷たく言うけど、博多を旅立って東京で生きていくという決心をどこかでしないと、一人前にはなれないと思う」とコメント。
続けて「里がやっぱり良過ぎるよ」としながらも「九州出身の人たちがみんな味わった寂しさの中から、自分のクリエーティブを刺激していく、その足跡をたどってほしい」と熱いメッセージを送った。
さらに、両親からのサプライズメッセージを読み上げられた橋本は「私が、この仕事を始めたいと言った時も、何も反対せずに応援してくれたのが両親だった。手紙が来ていることにびっくりしたけど、本当にありがたいと思う」と語り、目を潤ませた。
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