(C)2016 Disney/Pixar.

ピクサー・アニメーション・スタジオが制作した名作『トイ・ストーリー』の公開から今年で20年になる。本作の監督を務め、現在はピクサーとディズニー・アニメーション・スタジオのクリエイティブ面を取り仕切るジョン・ラセターは、間もなく公開になる『アーロと少年』は「『トイ・ストーリー』の20周年を記念するぴったりの作品だ」という。ラセターが語る特別映像が公開になった。

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『トイ・ストーリー』は“玩具”を主人公にした人気作で、中でも主人公ウッディとバズの友情ドラマは多くの観客を魅了している。映像でラセターは、弱虫の恐竜アーロと少年スポットの冒険を描いた『アーロと少年』に言及し、「アーロとスポットはウッディとバズの関係を思い出させる。正反対のふたりが冒険を通じて、共に成長していく」と分析。映像にはアーロとスポットが次第に友情を築き、危険な局面も力をあわせて乗り越えていく過程が描かれる。

もちろん、本作でピクサーは“元に戻った”わけではなく、ラセターは「僕たちの映像技術や感情表現もこの20年間で驚くほど成長した」と語り、彼の言葉を裏付けるような圧倒的な美しさをたたえた映像が披露される。

ピクサーは20年の中で繰り返し“友情”ドラマを描き、幅広い年齢層から支持を集めており、『アーロと少年』も多くの観客から好評を集めることになりそうだ。

『アーロと少年』
3月12日(土)全国ロードショー