『あやしい彼女』(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION

多部未華子が“見た目20歳、中身73歳”の訳ありな主人公を演じる映画『あやしい彼女』の公開前に、天性の歌声を持つ主人公が、名曲『悲しくてやりきれない』のカバーを披露する劇中シーンが公開になった。

その他の画像/多部未華子が歌う映像

映画は、ある日突然20歳の姿に若返ってしまった毒舌おばあちゃんが、もう一度、人生を謳歌しようと名前を変え、家族も捨てて新たなスタートを切ろうと奮闘するヒューマンコメディ。

戦中生まれの下町育ち。早くに夫を無くし、女手一つで娘を育ててきた主人公は、若返った自分を見て「こうなったらとことん好きなように生きてやる!」と決意。髪型も服装も変えて、バンド活動する自分の孫と歌ったり、新たな人生を満喫していく。そんなとき、孫と組んだバンド“怪しい彼女”がネットで話題になり、新人を発掘する音楽プロデューサーの目にとまる。

このほど公開になった劇中シーンは、音楽番組に出演することになった主人公がザ・フォーク・クルセイダーズの『悲しくてやりきれない』を歌う場面だ。多部が本作の主演に抜擢された理由のひとつは、本作のメガホンを執った水田伸生監督が、2014年に観劇した舞台『キレイ~神様と待ち合わせした女~』で多部の歌声を聴き、「彼女ならいける」と確信を持ったことだといい、多部は映画の撮影前に3か月もの音楽特訓を敢行したという。

劇中では『悲しくてやりきれない』のほかにも『見上げてごらん夜の星を』『真赤な太陽』など60年代の名曲や、オリジナル曲を歌うシーンが登場する。

『あやしい彼女』
4月1日(金)より全国ロードショー