アクアの「R2-D2型移動式冷蔵庫」。ビックカメラ有楽町店で展示中!

昨年末の公開から約3か月が経過した現在も人気が継続している『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。国内の興行収入は100億円を突破。2016年12月に本編スピンオフの『ローグワン』、2017年12月に『エピソード8』の公開が決定した。

映画のヒットを受けて、関連製品も多数登場している。なかでもアクアの「R2-D2型移動式冷蔵庫」は、人気キャラクター「R2-D2」を実物大で再現したとあって、その驚くべき価格(99万8000円)とともに話題になった。受注生産限定品ということもあり、生で実機を見る機会はほとんどなかったが、なんとビックカメラ有楽町店の店頭にその姿が!

「R2-D2」が鎮座しているのは、地下1Fの生活家電を販売するエリア。各社の冷蔵庫が並ぶなか、異質な存在感を放っていた。映画でちょこまかと動き回っている「R2-D2」だが、本物は意外と大きく感じた。色味やメタリックの輝きは映画のイメージそのままで、よく見ると細部まで精巧につくり込んでいることが分かる。

「R2-D2型移動式冷蔵庫」はコンセントに接続した状態では冷蔵庫として、コンセントを抜いた状態ではリモコンでコントロール可能な保冷庫として機能する。本体正面の扉を開くと、中に6本の350ml缶が入れられる。

冷蔵庫以外にプロジェクター機能も搭載。頭部のチャームポイントになっている目のようなパーツがパカっと開くギミックになっており、中にレーザー照射口がある。プロジェクターはMiracast対応で、Androidスマートフォンやタブレット端末の映像を前方に映し出すことができる(iOSは非対応)。

こちらの展示ではスタッフに声を掛ければ、目玉機能である「R2-D2」の操作を体験することもできる。前後左右への移動、旋回走行だけでなく、頭部の左右回転やLED点滅、効果音の再生などアクションは多彩。リモコンは十字キーと音量調整、頭部演出ボタンとシンプルな構成になっている。

シームレスに方向転換しながら動作する「R2-D2型移動式冷蔵庫」の最高時速は1km。室内で急にスピードが出て壁や人にぶつかる心配はなさそうだ。ピコピコと効果音を発しながら動く姿はまさに映画に登場する愛くるしい「R2-D2」そのもの!

実演に熱中していた記者だが、気が付くと周囲にはカップルから親子連れまで幅広い層の観客が集まっていた。「R2-D2」人気、恐るべし。

「R2-D2型移動式冷蔵庫」以外にも多数のスター・ウォーズ関連アイテムを揃えるアクア。マスク型の保冷庫(ダースベイダー、ストームトルーパー、C-3POの3タイプ)や、コードレススティッククリーナーのスター・ウォーズエディション、ハンディ洗濯機「COTON(コトン)」のダース・ベイダーモデルなどがずらっと並び、一大スター・ウォーズコーナーを形成している。

スター・ウォーズとコラボレーションするメーカーはアクアだけではない。有楽町店の各フロアを見回すと、米SMS AUDIOのヘッドホンやエプソンの腕時計「Smart Canvas」など、さまざまなカテゴリのコラボ製品が目に入ってくる。

4Fのおもちゃ売り場の一角は、年末から展開しているスター・ウォーズのエリアがいまだに賑わいをみせる。おなじみのフィギュアやライトセーバーの模型、レゴなど品揃えはますます充実してきており、外国人ユーザーからも人気だという。3月いっぱいで映画の上映は終了するが、スター・ウォーズの熱が冷めるのはまだ当分先のことになりそうだ(BCN・大蔵 大輔)