ヴァイッド・ハリルホジッチ監督 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督

3月17日、『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019予選』アフガニスタン戦、シリア戦に臨む日本代表メンバーが発表された。ハリルホジッチ監督は「この2試合は我々にとって重要。目的は2勝。チャレンジしたいことは失点しないこと。そしてたくさんゴールを取りたい」と意気込みを語った。

W杯2次予選 チケット情報

日本代表メンバーは以下の通り。
【GK】川島永嗣(ダンディー)、東口順昭(G大阪)、西川周作(浦和)、林彰洋(鳥栖)
【DF】長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、藤春廣輝(G大阪)、酒井宏樹(ハノーファー)、酒井高徳(ハンブルガー)、昌子源(鹿島)
【MF】長谷部誠(フランクフルト)、柏木陽介(浦和)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーファー)、山口蛍(ハノーファー)、原口元気(ベルリン)
【FW】岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ミラン)、ハーフナー・マイク(デン・ハーグ)、小林悠(川崎F)、金崎夢生(鹿島)、宇佐美貴史(G大阪)

指揮官は9か月ぶりに招集した川島について「GKはなぜ4人か? 永嗣がどんな状態か見てみたいからだ。彼がプレーするかは別問題。彼には経験とクオリティがある。ただ今までは先発だったが、彼は先発を奪う立場になった」と語り、1年5か月ぶりに代表復帰したハーフナーについては「(オランダで)13得点取っている。身長が高いFWは我々のチームにはいない。彼のヘディングを生かしたサッカーをしなければいけない。この2試合で違うオーガナイズを使う可能性がある」と言及した。

また、国内組には「(先週の)ミニ合宿でメッセージを送った。今回は半分、国内組を選んだ。努力してスタメンを取ってほしい」と奮起を促した。さらに「柏木は我々に足りなかった左利き。運動量も多い。守備と中盤をつなぐ彼の役割は重要になる。攻守にいいものをもたらす。いいボールを送り、攻撃のスピードを上げるためにも彼は必要。彼のFKも重要だ。小林は偶然ここにいるわけではない。ミニ合宿でクオリティを見せた。彼はA代表で得点できる稀な選手。彼にはゴールゲッターの素質がある。宇佐美は能力がある選手。でも能力だけでは足りない。彼に関しては、私も我慢して、励ましながら使っていきたい」と主な国内組を評した。

ハリルホジッチ監督はスピードアップを求める。「我々は速くボールを動かす。ワンタッチ、ツータッチで回し、ギャップを作り、フィジカルコンタクトを避ける。我々の攻撃は速くボールを走らせることが大事。選手たちには毎試合やってほしい」とキッパリ。

埼玉スタジアム2002でキックオフを迎える『W杯2次予選』3月24日(木)・アフガニスタン戦、29日(火)・シリア戦はチケット発売中。