宮澤佐江

皆は、絶対に“歌ってくれるだろう”って思っていたと思うんです。でも、どこかでファンの皆の予想を覆すことをしたいなと思っていたから。そうしないとコンサートって面白くないと思うんです。

だから、『奇跡』は“敢えて歌わない”ことを選んでたんです。

だけど、リクアワで1位になった曲を歌わないわけにいかないし、すでに1位になっちゃっているから、あのとき以上のものはユニットでは出せないし。。

リクアワで1位になった瞬間よりも、さらに大きいものを魅せるには、もっと人数や演出が必要だ思ったんです。それで『奇跡』を1曲目に持っていったんです。

ーー“ファンの期待を超えていく”ということですね。

もう、ファンの皆も魅せられてお腹いっぱいかもしれないけど、“マジか? マジか?? ”“ここで、コレが来るか!! ”って思わせないと、“あっという間だった”って思ってもらえるコンサートはできないから。

私も色々なアーティストさんのコンサートを観に行って、時計を見ながらいつも“もう、こんな時間!? もう終わっちゃうんだ… ”って、思うから。あっという間だったって思わせた者勝ちだと思うんです。

私もファンの人へ、同じ気持ちを持ってもらえるように魅せないといけない。絶対勝たなきゃだめだと思って、あのセットリストをマネージャーさんと、演出家さんと、私とで一緒に作り上げました。

ーー前回の『ミラチャイ』連載の取材時は、「やりたいことを考えている段階」と言っていましたよね(第148回)。その後、1カ月足らずで本番。時間がない中、演出を考えるのはさまざまな苦労があったんじゃないですか?

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