宮澤佐江

上手に言えないんだけど、“SKEという完成されたグループを変えることはできない”って、それはグループに入ってすぐに気づいちゃったんです。

じゃあ、“どうしたらいいんだろう”と考えて。グループの見た目を変えることもできない。SKEのファンの人も変えることはできない。方向性を変えることもできない。。

そうなると“内部でどれだけメンバーを支えられるかだな”って思ったんです。自信はなかったけど、“人対人”の関係を作ったり、“愛”をプレゼントしたりすることは、自分にもできるなって思ったんです。

もともと、人に尽くすのがすごく好きなタイプだから。それは絶対にやれる自信があるし、最高のチームにできる自信もあったので、それを1年間やってきたんです。

その後に、SKEとして魅せるものを“表”で変えるとしたら…、と考えて、それは“ライブ”しかないと思ったんです。そのときに、SKEには、今までやってきたライブとは、また違うライブを作ろうと頑張ってくれている演出家さんがいる。だから、

“その人の言っていることは、これからのSKEにとって、絶対に正しいことなんだよ”

って、私がメンバーに知らせなきゃと思ったんです。それで、メンバーと、SKEのファンと、SKEのマネージャーさんと、演出家さんをつなぐ人間に私はなろうって、思っていたんです。

SKEのメンバーが“それは違うんじゃないかな”って、思うこともあったかもしれない。だけど、それは皆がこれまでやってきたことであって、“新しいことをしないと、新しい風は吹いてこないよ”っていうことを伝えたかったんです。

“それが出来るのは、新しく来た人間しかいない”って、演出家さんと2人で思ったんです。だから、とにかく2人で“新しい風を入れよう”って、話をしてやってきたんです。

だからメンバーにも、ライブで“ちょっと違うんじゃないかな”って思ったときは、どんどん言ってほしい。なぜなら、演出家さんも昔のSKEを知っているわけじゃないから、

「ここは絶対変えない方がいい」

「この振りは意味があるから踊りたい。失くしたら意味がない」

「この歌のこの部分は、絶対歌いたい」

メンバーがどんなに上から指示をされても、“それは絶対言わなきゃだめだよ。ちゃんと分かってくれる人だから”って、しっかりと伝えなきゃと思ってました。だから最近の「ミラチャイ」でも、そういう話をさせてもらったんだと思います。

ーー松村香織ちゃんも、「表に見えないところで、佐江ちゃんはSKEのために色んなことをしてくれた」という内容のコメントをされてましたね。きっと佐江ちゃんのそういう姿勢を見ていたから、出てきた言葉だったんでしょうね。

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