「FIVBワールドカップ バレーボール2019」制作発表会の模様

開幕まで1か月に迫った「FIVBワールドカップ バレーボール2019」の制作発表会が8月13日、都内で行われ、男女日本代表監督と主要選手が出席。大会への意気込みを語った。

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本大会は、オリンピック、世界選手権と並ぶ、バレーボール世界3大大会のひとつ。世界の強豪12か国が参加し、総当たりで順位を決める。女子大会は9月14日(土)ドミニカ共和国戦、男子大会は10月1日(火)イタリア戦で幕を開ける。

「東京2020オリンピック」を占う大事な大会になるだけあって、男女両監督は、「ワールドカップでメダル獲得を目指し、その勢いをもって東京(オリンピック)に繋げたい」(中田久美監督)、「これまで練習してきたことをしっかり形にして成績を残したい」(中垣内祐一監督)と意気込み十分。

女子代表キャプテンの岩坂名奈は「キャプテンとしてやるべきことがたくさんあるので、しっかりと果たせるように頑張りたい」と力強く語り、古賀紗理那は「初戦を取り切ることで流れができてくると思うので、初戦は気持ちを入れてやっていきたい」と初戦勝利を誓った。Vリーグではライバル同士の代表メンバーに、黒後愛は「ディフェンス面でも攻撃面でも刺激を受ける存在」と明かすと、石井優希も「それぞれ持ち味が違うのでいいところは盗みながらお互いを励まし合い、でもライバル心も持って頑張りたい」と熱く語った。

男子代表キャプテンの柳田将洋は現在のチームの状況について「チームの質も上がっているし、先日の親善試合でもできたことが多かった。残りの期間で完成度を高めて挑みたい」と明かすと、石川祐希は「自分自身、パフォーマンスが高い状態。もっと高められる自信がある」と好調ぶりをアピール。ワールドカップ初出場の西田有志は「石川選手に任せるだけじゃなく、自分もカバーできるように頑張りたい」と決意を新たにし、最年長の福澤達哉は「コート上でベテランの覚悟と意地を見せたい」と意気込んだ。

また、スペシャルサポーターに就任が決まったジャニーズWESTも登場。テーマソング『Big Shot!!』を各会場で披露し、ワールドカップバレーを盛り上げる。メンバーの重岡大毅は、「楽曲にパワーがあるのでパフォーマンスを通して会場をひとつにして、日本代表の皆さんの力になれるような応援をしていきたい」とともに戦う準備は万全だ。

女子大会は9月14日(土)~29日(日)、男子大会は10月1日(火)~15日(火)に開催。チケット発売中。

取材・文:門宏

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