渋谷ヒカリエ外観 渋谷ヒカリエ外観

東京急行電鉄は4月26日(木)に開業する、渋谷駅東口の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」の内覧会を4月24日に行った。同施設にはミュージカル専用劇場の「東急シアターオーブ」のほか、大人の女性を意識した商業施設「ShinQs(シンクス)」が出店する。これまで渋谷は、若者の街という印象が強かったが、渋谷初進出の飲食店やファッション関連のショップを誘致することで、幅広い世代の集客を目指していく。

東急シアターオーブのチケット情報

内覧会では、11階から16階に位置する「東急シアターオーブ」(総客席数1972)の客席も公開された。ミュージカル専用の“宙空に浮かぶ”劇場として、同施設の象徴的な役割を担う。こけら落としは、7月18日(水)に「ブロードウェイミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』」を上演。なお、同劇場の今年のスケジュールは以下の通り。9月はブロードウェイミュージカルの『ミリオンダラー・カルテット』を招聘、10月はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の本場フランス版が初上陸する。10月下旬はヨーロッパで活躍するオリジナルキャストによる「ウィーン版ミュージカル『エリザベート20周年記念スペシャル ガラコンサート』」を上演。11月は宝塚卒業生を中心に『~TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY Vol.4~エリザベート スペシャル ガラ・コンサート』を開催。11月下旬はブロードウェイでロングランヒットを記録した『Rain-ビートルズに捧ぐ-』が初来日。12月は『ホセ・カレーラス テノール・コンサート~ミュージカル・ナンバーを中心に~』、『バーン・ザ・フロア Around the World Tour2012』を上演。12月から1月にかけて、劇団新感線『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』の公演が予定されている。

プレス説明会で東京急行電鉄の野本弘文社長は「原宿、代官山、表参道といった近郊の街とも繋がり、新しく進化する渋谷をみて欲しい」と語った。