(画像左から)植木豪、千葉涼平、橋本汰斗 撮影:石阪大輔 (画像左から)植木豪、千葉涼平、橋本汰斗 撮影:石阪大輔

植木豪(PaniCrew)が構成・演出を手掛け、2014年にスタートしたエンターテインメントショー「WASABEATS」。その第3弾に、昨年末のD-BOYS卒業後、初の舞台出演となる橋本汰斗の参加が決定した。構成・演出の植木、初参加の橋本、そして第1弾「WASABEATS」から出演しているシリーズのシンボル的存在の主演・千葉涼平(w-inds.)に話を聞いた。

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植木と橋本は、過去にミュージカル「ALTAR BOYZ」で共演。千葉と橋本は「最近、一番一緒に(ダンスを)練習している仲」(千葉)で、頼れる先輩ふたりが再出発する橋本を迎える。「第1弾を生で観たとき、世界に挑戦できそうなノンバーバル(非言語)のすごい作品だと感じて、出演している人たちがめちゃくちゃ羨ましかった。そんな作品に出られるのがうれしいし、現在フリーランスの僕に豪さんが声を掛けてくれたことがすごくうれしくて。環境が変わって一発目の舞台がこの作品でほんとに良かったと思うし、精一杯楽しませたいです!」(橋本)

「WASABEATS」のテーマのひとつは“メイドインジャパン”。前回の第2弾では“忍者”をモチーフにしたが、今作で扱うのも、日本独特の“風営法”。その法律の下、ほんの数年前まで実際に、深夜のクラブでダンスをすることは禁じられていた(現在は規制が緩和されている)。「せっかくダンスが必修科目になったりしているのに、踊ることが取り締まりの対象だったっていう。日本ではクラブシーンへのイメージがまだあまり良くないってことかもしれないけど、僕たちがやっているダンスはそうじゃない。ダンスを通して本当の友達ができるし、体ひとつで世界に出て行けるものだったりするから」(植木)

熱い魂のリーダー・植木のもとに、日本が誇る世界レベルのダンサーたちが集結。その中心にいる千葉は、前回をこう振り返る。「初めてのことでプレッシャーが大きかった第1弾より、前回は楽しんでできました。終わってすぐ第3弾がやりたくなったし。同じ踊ることでも、w-inds.のときとはスタンスが真逆なので、それがまた面白い」(千葉)。「涼平くんに関しては、もう最後のシーンまで決まってます。彼に託しているものが、僕の中で最初からブレていないので。対して汰斗のキャラクターは、最近ガラッと変えました。より、今の彼にふさわしいものになったと思います」(植木)

さらに企画協力として注目の次世代型エンタテインメント集団・白Aが加わり、映像やパフォーマンスの斬新なアイデアが満載。これぞクールジャパンなアツい舞台は、どこまでも進化を遂げる!

公演は5月18日(水)より東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。なお、チケットの一般発売に先がけて、ぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は3月22日(火)午前11時まで。

取材・文/武田吏都