(写真左より)須原清貴天皇杯実施委員会委員長、田嶋幸三日本サッカー協会会長、戸田和幸

8月16日、『天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会』ラウンド16組み合わせ抽選会が行われた。ドロワーを務めた田嶋幸三日本サッカー協会会長と戸田和幸は、抽選前に次のように語った。

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「毎年抽選会に出ているが、毎年緊張している。掴み方ひとつでチームの命運を握っているのだから。今年の『天皇杯』が重要な理由がふたつある。ひとつは令和最初の大会であること。もうひとつは決勝が新国立で行われること。ジャイアントキリングという言葉は好きではないが、ホンダFC、法政大学というラウンド16に残っているアマチュアの2チームがどう戦うか注目している」(田嶋会長)
「ドロワーという大役は初、柄にもなく若干緊張している。西が丘(3回戦のガンバ大阪×法政大学)へはチケットを買って観に行った。いいお金の使い方ができた。G大阪が攻めて、法政がワンチャンスをものにしたというゲーム展開ではなく、法政が内容でも勝っていた。もうひとつ上へ行くチャンスがある。彼らに注目している」(戸田)

抽選の結果、以下のようにラウンド16の組み合わせが決定。
ヴィッセル神戸×川崎フロンターレ 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
サンフレッチェ広島×大分トリニータ エディオンスタジアム広島
サガン鳥栖×セレッソ大阪 駅前不動産スタジアム
ジュビロ磐田×清水エスパルス ヤマハスタジアム(磐田)
鹿島アントラーズ×横浜F・マリノス 茨城県立カシマサッカースタジアム
浦和レッズ×Honda FC 埼玉スタジアム2002
V・ファーレン長崎×ベガルタ仙台 トランスコスモススタジアム長崎
ヴァンフォーレ甲府×法政大学 山梨中銀スタジアム

抽選会終了後、注目カードを問われたふたりはこのように答えた。

「磐田×清水、鹿島×横浜FMに注目している。同じ静岡県内のライバル同士のダービーは楽しみ。鹿島と横浜FMも互いにビッグクラブ同士の対決、非常に興味がある」(田嶋会長)
「浦和×ホンダ、甲府×法政大というカテゴリーが違う対決。こういう大会でなければ、当たらない試合。注目したい」(戸田)

『第99回天皇杯』ラウンド16は9月18日(水)・25日(水)開催。その後10月23日(水)の準々決勝、12月21日(土)の準決勝、2020年1月1日(水・祝)・国立競技場での決勝と進む。ラウンド16のチケットは8月31日(土)発売開始。