ブリー・ラーソン、授賞式以来「オスカー像には会っていない」

2016.3.22 14:15配信
ブリー・ラーソンとジェイコブ・トレンブレイ

第88回アカデミー賞で主演女優賞を獲得したブリー・ラーソンが3月22日に、都内で行われた主演作『ルーム』の来日記者会見に、共演した子役のジェイコブ・トレンブレイとともに出席した。授賞式(日本時間2月29日)の翌日から、新作映画「コング:スカル・アイランド(原題)」のベトナムロケに参加。そのまま来日プロモーションを敢行しており、「あの夜以来、オスカー像には会っていないの。きっと、家で私の帰りを待っているはず」と声を弾ませた。

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ある男に誘拐され、7年もの間“部屋”に監禁された若い女性と、外の世界を知らぬまま育った幼い息子が、救出後に、広すぎる“世界”と対峙する姿を描くヒューマンドラマ。ラーソンは「特異な設定かもしれないけれど、より大きな世界に一歩を踏み出すという点は、誰もが経験すること。つまり、この映画は生きることを問いかけているから、多くの人が共感してくれた。ハローで始まり、グッドバイで終わる映画だけど、そのグッドバイは、新しい人生へのハローでもある」と話した。

同席した子役のトレンブレイは、劇中での天才的な演技そのままに、報道陣を前にしても、利発さと豊かな感受性を発揮。「難しかったのは(当時)8歳だった僕が、5歳の役を演じること」「ラストシーンの演出は、とてもスマートだと思うよ」と大人顔負けの応答を披露する一方で、「アカデミー賞の授賞式は、Xboxで遊ぶより楽しかった」と子どもらしい素顔を見せた。

そんな可愛い“共演者”について、ラーソンは「俳優としてのクリエイティビティを感じると同時に、子役扱いせず、彼自身の発想や演技を発揮できるように、私たち大人が全力でサポートすべきだと感じた」と自身も子役だった経験を踏まえてコメント。監禁、虐待の被害者という難役に挑み、「準備には8か月をかけ、実際の被害者からも話を聞いた。彼女たちは生還者であり、その勇気をリスペクトすることを忘れず、演じたつもり」としみじみ語った。

『ルーム』
4月8日(金)TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開

取材・文・写真:内田 涼

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