「本気な訳ないじゃないですか」と答えた菅田将暉

 映画『暗殺教室~卒業編~』の公開直前! 学生限定イベントが22日、東京都内で行われ、出演者の山田涼介、菅田将暉、山本舞香、優希美青、上原実矩、加藤清史郎、羽住英一郎監督が登壇した。

 本作は、松井優征氏の人気コミックを映画化した『暗殺教室』の続編。謎の超生物、殺せんせーの暗殺を託された3年E組の生徒たちと殺せんせーとの戦い、そして殺せんせーの悲しい過去が描かれる。

 イベントには600人の中高生が招待され、山田、菅田をはじめ、キャスト一同が劇中衣装の制服で登壇すると大歓声が上った。主題歌を担当するせんせーションズによるミニライブや、「今だから言える撮影エピソード」と題したぶっちゃけトークコーナーも行われ、会場は大きな興奮に包まれた。

 菅田は、知英が演じるイェラビッチ先生のセクシーなバイクスーツに対する男性キャストの心理について「衣装がすごく美しいけど、男のプライドなのか『絶対見ねーぞ俺は』みたいな、セクシーだからこそ『俺見てねーし』みたいな空気が流れていて…」と明かした。

 知英の衣装は、女性キャスト陣からも「かっこ良かった」との声が上り、山田も「今回の撮影でビッチ先生に会った日がその衣装で、目を疑いました。びっくりしましたもん」と驚きを語った。

 また、山田は「ちょっとムカつくことがありまして」と切り出すと、劇中で菅田から「体だけじゃなくて頭まで小学生か?」と言われるシーンを紹介。山田と菅田が対立する緊迫感漂うシーンで、山田が「リハーサルから何回か行ったけど、やっぱりムカつくんだよね。演技と分かっていてもイラっときちゃいました」と付け加えると、司会者が思わず「本気だったのですか?」と菅田に質問した。

 これに対して菅田は「どうなんでしょうね?」ととぼけてかわすと、山田が「私、小さいんですよ」と自虐的におどけた。菅田は「本気な訳ないじゃないですか。お芝居ですよ」と笑顔で回答。山田も「将暉のお芝居が良過ぎたのか、本気でグーパンチが出そうになりましたもん」と振り返って会場の笑いを誘った。

 映画は3月25日から全国公開。