好意を寄せている相手に体をけなされるのは、「女としての魅力に欠けるよね」と言われているようなものですから、かなり、へこみますね。

愛情表現という可能性も

このように、男性から手厳しい一言を投げつけられると心が痛むものです。彼氏から言われても、とても愛されているような気がしませんね。

ところが、「やめて。どうしてそんなひどいことを言うの?」と思い切って聞いてみると、男性は「冗談だよ」「からかっただけだよ」なんて軽く返してくることがあります。

しかも、「これが愛情表現だ」と開き直って言う人が、結構な数でいるのです。愛を冗談で表現するの……!?
愛情の裏返し、ということのようですが、言われるほうは喜べませんよね。

男性(の一部)の悪い癖だとしか思えないのですが、そういうヘンな趣味の方もいるということも、覚えておきましょう。

同じことをしてはダメ

しかし、「あんたも全然モテなさそうだね」「そっちこそ、全然話が面白くないよ」などとまともに言い返しては、口論になってしまうかも。

それより、傷ついた人の痛みを知っているということが、大きな財産になります。痛みから学んだことを今後に活かしてみませんか。

彼を反面教師にして、自分は同じまねをしないこと。悪い例が身近にあるのですから、何を言ったらよくないのか、すぐに気づきが得られます。

自分がそうされるとイヤだったことをもとに、自分はどんな風に話したら相手の心を傷つけずにすむのか、考えてみればいいのです。

事実をそのまま口にしないで

事実を伝えることが、それほど重要でしょうか?

人の言葉に傷ついたことがある人なら、分かるはず。そう、言わなくてもいいことだってある!

恋人同士でも、会話が盛り上がらない日はありますよね。あなたも、「彼の話は退屈だな。何も面白いことを言ってくれないんだな」と感じてしまうことがあるかもしれません。

そういう時、「面白くない」という事実をそのまま口にするから、言われた人が傷つくのです。

それより、どうしたら状況がよりよくなるのかを提案すること。
会話が今一つ盛り上がりに欠けるなら、相手が興味を持ちそうな話題に変えてみたり。部屋にいてもすることがないなら、出かけることを提案したり。一緒に楽しむ方法を探してみて。