[153回]「宮澤佐江 卒業コンサート」の裏側。数々の"奇跡"は間に合った! 超ロングインタビュー(後編)

（本番で着たドレスの画像を見せてくれる佐江ちゃん）
これは完成形です。英文の文字も入って、スタッズとかキラキラも付いてますよね。だけど、前日はこれです。

ーーキラキラの部分がまったくない!

形もここから変わってるんです。スカートやシンプルだったブーツにもキラキラを付けてくれて。佐江が卒業ソングを歌う本番ギリギリまで、ラインストーンを貼ってくれていたんです。卒業メンバーのドレスを作っているときは、毎回そうやってくれるんです。

AKBグループの衣装さんは、“ほんとうにすごい”と私は思ってます。“愛”がある。 “衣装部から”って、プレゼントもくれたんですよ!

私のグッズのTシャツに、たくさんラインストーンを付けて、世界に1枚だけのTシャツを作ってくれたんです。額縁を買って飾ろうと思っていて。衣装さんたちは他の仕事もあって、ほんとうに忙しい中作ってくれて。それが、超かわいいんですよ!!

ほんとうにすごい。しかも、衣装さんの人数は、メンバー数に比例しなさ過ぎる! SKEは四捨五入して70人くらいいるけど、今回衣装さんは、20人いないくらいじゃないかな。それで全員分をやっているから。

ーーそれは大変ですね。卒業ドレスだけでなく、他の衣装もとっても楽しめました。『奇跡は間に合わない』など、パンツスタイルの衣装も多くて、とってもかっこよかったですね。

「佐江さんがいなかったら、SKEでパンツの衣装なんてはけなかった」って、メンバーも皆、言ってくれて。ほんとうに嬉しかったです。

実は、自分の卒業コンサートまでにどうしても身体を仕上げたくて、ジムやエステにも行きたかったんだけど、その時間もなくて。“痩せたい、痩せたい”と思えば思うほど太っちゃって。“どうしよう。。 ”って思ってたんです。

だけど、コンサートのリハに入たら、たったの1週間ですごく痩せちゃって。名古屋に入ってからは、ジュースクレンズをしたりしていたので、最終的には痩せてよかったなと思いました。

ーー確かに、卒業コンサートでは“佐江ちゃん、痩せたな”と感じました。