『暗殺教室~卒業編~』 (C)2016 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT (C)松井優征/集英社

「ぴあ」調査による2016年3月25日、26日のぴあ映画初日満足度ランキングは、Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の学園ドラマ『暗殺教室~卒業編~』がトップに輝いた。2位に藤岡弘、が仮面ライダー1号として再びスクリーンに登場する『仮面ライダー1号』、3位に黒木華を主演に迎えた岩井俊二監督最新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』が入った。

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1位の『暗殺教室~卒業編~』は、地球の命運を握る“殺せんせー”と、彼の暗殺の命を担った中学生たちが織り成す青春ドラマ。地球破壊を宣言している殺せんせーは、超高速で動き回る、触手を持った謎の生命体。政府から命を狙われている身でありながら、落ちこぼれの3年E組の担任として生徒たちに慕われているが、出口調査では「生徒思いの殺せんせーに胸が熱くなった」「身を挺して生徒を守ろうとするところに感動」「謎の生物だけど生徒への思いなどは人間らしい」「生徒ひとりひとりを見ていてくれる。あんな先生がいたらいいと思った」など観客からも大人気だったようだ。

そんな人気者の殺せんせーだが、暗殺対象者であることに変わりはない。そして山田演じる潮田渚を始め、3年E組の生徒たちは、地球を守るために担任である殺せんせーを卒業までに暗殺しなければならない。先生と生徒として彼らの絆は深まっていくが、刻一刻と卒業=暗殺のタイムリミットは迫ってくる。観客は「殺せんせーを暗殺しなくてはいけないのが悲しかった」と、暗殺者と対象者としての葛藤に心揺さぶられたようだ。

卒業が迫る中、生徒たちは殺せんせーの過去や真の目的を知ることになるが、「成長した生徒たちの姿とその思いに感動」「生徒同士の絆にも心揺さぶられた」「生徒たちが一丸となって行う最後の行動に涙」など、殺せんせーの思いを受け取り、成長した生徒たちの姿は大きな感動を与えたようだ。

(本ランキングは、3/25(金)、26(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

『暗殺教室~卒業編~』
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