すぐ始めなきゃ! サンケア商品の専門家に聞いた「日やけ」の正しい予防方法

ついつい自己解釈で使いがちな日やけ止め。もしかすると間違った思い込みで使ってしまっいるかも…。 UV研究の専門家でもある資生堂の研究員の方に、紫外線対策でありがちな間違った思い込みと正しいケア方法を教えてもらいました。

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気温が上がるにつれて、気になってくるのが紫外線。
そろそろ日やけ止めが必要なシーズンです。

そこでUV研究の専門家でもある資生堂化粧品開発センター サンケア製品開発グループの長井宏一さんに、紫外線対策でありがちな間違った思い込みと正しいケア方法を教えてもらいました!

「夏だけでは不十分です!」

「紫外線対策は一年中行うのが一番良いと思います。特にUV-Aは冬場でも2分の1くらいまでしか減らないので、ほぼ半分は残っています。地表に届く紫外線の約9割がUV-Aですので、基本的には一年中つけていただきたいですね」(長井さん)

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UV-B(紫外線B波)は肌表面に強くダメージを与え、肌に赤く炎症を起こす紫外線です。それに対し、UV-A(紫外線A波)は肌の奥の真皮まで届いてゆっくりとダメージを蓄積してしまう紫外線。例え肌が赤くならなかったとしても、奥の方まで紫外線が届き、しわやたるみの原因にもなっている可能性もあるということなのですね。

夏以外は日やけ止めを塗らなかったという人でも、春になる前、早めからケアをしたほうがよさそうです。

「弊社で日やけ止めの日として制定している3月20日からは紫外線ケアを意識して欲しいですね。この日は春分の日。日の長さが1日の半分以上になる節目の日です。日が長くなり、紫外線量が多くなる3月から9月は最低限でもケアしていただきたいです。」(長井さん)

紫外線量のピークは7月、8月頃ですが、4月の時点でも既に約7〜8割も紫外線量が当たっているそうです。

日やけ止めを塗ったときの負担感が気になる人も、最近は肌への負担感が少ないものも増えてきています。自分の肌にあったものを上手に選びたいですね。

「曇りの日でも紫外線ケアはして下さい!」

晴れている日は日やけ止めをちゃんと塗るのに、曇りになったとたん手抜きをしてしまう。実は、それはNG行為なのだそう。

「気持ちはとてもわかるのですが、曇りの日でも約65%もの紫外線が降り注いでいます。雨が降っている時は、約20%と低くはなりますが、やはり少し気にして頂いた方が良いと思います」(長井さん)

空に太陽がある限り紫外線は降ってくるもの。曇りの日でも油断大敵のようです。

「部屋に居ても、紫外線に注意して下さい!」

「紫外線でも特にUV-Aはガラスも通り抜け、肌の奥に影響を及ぼしてしまいます。例えば、車を運転していて窓ガラスを閉めていても、主に右手だけ日にやけてしまった経験はありませんか?紫外線が窓ガラスを通り抜けていることを実感できる一例かと思います。」(長井さん)

分厚い壁やクルマの屋根などは紫外線を通さないですが、窓は危険。オフィス勤めでも家にいても、窓のある部屋にいる以上は紫外線対策をした方がよさそうです。

「SPF/PAが高くても、塗り直しはして下さい!」

日やけ止めはどれも一定時間で効果が弱まってしまうもの。SPF/PAが高くても塗り直しは必須のようです。

「一番気になるのは、肌のこすれ。人は絶えず動いていますので、気づかないうちにどうしてもこすれてとれてしまうことがあります。意識的に塗り直しはしていただきたいですね」

塗り直し時間としては2〜3時間に1度を目安に行った方が良いそうです。

「肌負担感を考慮して普通の石鹸で落ちるように設定されている製品については、手を洗った後なども都度塗り直してもらった方がよいでしょう」(長井さん)

たとえウォータープルーフでもこすれたらとれてしまうとのこと。SPF/PAに関わらず、どのような日やけ止めでも塗り直しは必要なようです。

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